ご挨拶

日本ファイナンシャル・プランナーズ
協会(日本FP協会)は、
ファイナンシャル・プランニングの普及啓発と
ファイナンシャル・プランナーの養成
などを通じて、国民生活の向上と
日本経済の発展に貢献することを目的とした
金融経済教育の分野で活動する
NPO法人です。

特定非営利活動法人(NPO法人)
日本ファイナンシャル・プランナーズ協会
理事長 白根 壽晴

 ロシアによるウクライナ侵攻の影響などによる世界的な物価上昇や為替の変動により、国内の社会経済活動は大きな影響を受け、私たちを取り巻く環境も厳しく変化しています。さらに、政府が掲げる資産所得倍増プランを実現するためには生活者の金融リテラシー向上が不可欠であり、金融経済教育の充実・強化が求められています。これらの課題を解決するために、ファイナンシャル・プランナー(FP)への社会的な期待が高まり、FPの活動範囲も着実に拡大してきています。

 FPは、経済環境や社会保障制度などが変化しても、お客さまに最新の情報が提供できるように知識やスキルの維持及び向上に努めなければなりません。日本FP協会の会員であるCFP®・AFP認定者は、継続教育と資格更新制度により、高い実務能力と職業倫理を備えた専門家として、金融機関をはじめとする産業界、行政機関、教育機関など各界で活躍しています。

 また、当協会は日本最大級のNPO法人として全国47都道府県に支部を設置し、1987年の創立以来、公益活動を展開してきました。近年では行政上の課題を解決する役割も担い、金融庁、日本銀行、文部科学省、厚生労働省、国土交通省などの事業に協力して、多くのCFP®・AFP認定者をセミナー講師や相談員として派遣しています。

 当協会は、近年の急激なAIなどの技術革新による社会変化に備えながら、長期化したライフステージと多様化する家計管理と資産形成などを見据えて、豊富な経験と実践的な知識を併せ持った高度な力量を持ったCFP®・AFP認定者の育成とSDGs(持続可能な開発目標)の精神にもとづく様々な活動により、日本経済の発展と生活者のウェルビーイングの向上に貢献してまいります。

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