海外FP組織からの情報発信

国際CFP®組織FPSBやFPSBメンバー組織等、海外FP組織の活動や発信するニュース等を不定期で紹介しています。

最新号
2025年8月7日

10月8日はワールド ファイナンシャル・プランニング デー(WFPD)
~人々がより明るい未来を築けるよう支援~

世界中の人々がインフレと債務の増加の影響を受け続けている中、国際CFP®組織FPSBとその加盟組織は、2025年10月8日に第9回ワールド ファイナンシャル・プランニング デー(WFPD)を開催します。この世界的なイベントでは、世界中にいる23万人以上のCFP®認定者の能力とスキルを活用し、CFP®認定者のようなファイナンシャル・プランナーと協力することの価値についての認識を高めることで、金融ウェルビーイングを自らの手で築くために、ファイナンシャル・プランニングがいかに重要な役割を果たすかを強調しています。WFPDは、証券監督者国際機構(IOSCO)の世界投資者週間(WIW、2025年10月6日~12日)の期間中に開催されます。

FPSBのCEOダンテ・デ・ゴリ氏(CFP®認定者)は、次のように述べました。「様々な国・地域で開催されるこのWFPDは、専門職の厳格な基準と顧客の利益を最優先にすることを約束したファイナンシャル・プランナーの力に焦点を当てています。調査では、CFP®認定者のようなファイナンシャル・プランナーに相談した人は、より質の高い人生を送り、お金に関してより自信と回復力と満足感を持っていることが示されています。WFPDは、誰もがその理由を発見できる絶好の機会です。」

昨年は、世界中の20もの国・地域が一体となってWFPDを開催し、メディア、金融教育イベント、SNSなどを通じて、推定5億8000万人以上の人々にアクセスすることができました。この成果を踏まえ、2025年は、ファイナンシャル・プランニングの価値を知ってもらうために、世界各地でさまざまな啓発活動を展開していきます。イベントやプログラムは、9月にWFPDのウェブサイト で紹介される予定です。

「世界中で、FPSB加盟組織とCFP®認定者コミュニティのネットワークは、人々が現在、そして将来、自分たちの金融ウェルビーイングをコントロールできるようにするという目的で一致しています。金融教育のイベントや支援活動を通して、私たちはファイナンシャル・プランニングの価値を推進し、人々が自信を持って情報に基づいた意思決定を行い、より良い生活を送れるよう支援しています。ファイナンシャル・プランニングの幅広いメリットを知ってもらうため、9回目となるWFPDをIOSCOの世界投資者週間の期間中に開催することを楽しみにしています。」とダンテ・デ・ゴリ氏は付け加えました。

IOSCO事務局長のロドリゴ・ブエナベンチュラ氏は、「金融教育は、人生の目標を支える十分な情報に基づいた金融・投資判断を行うための基礎となります。人々がファイナンシャル・プランニングの価値を発見し、必要なスキルを身につけ、投資家としての回復力と保護を高めることを支援するため、IOSCOの世界投資者週間と連携して、WFPDを支援できることを嬉しく思います」と述べました。

「私たちは、IOSCOの世界投資家週間の重要な取り組みであるWFPDを支援するにあたり、FPSBとの長年にわたる協力関係を大切にしています。私たちの共同の取り組みにより、世界中の人々が金融の回復力を高め、自信を持って将来に向けて投資できるようにするための知識とスキルを身につけることができています。」と、IOSCO個人投資家委員会の委員長であるカミーユ・ボードワン氏は述べました。

WFPDおよび世界投資者週間の詳細については、worldfpday.org worldinvestorweek.orgを参照してください。

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[出典:2025年7月3日 FPSB News Release]

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