開催報告
くらしとお金の講演会
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			日時2017年01月28日 13:00~17:00
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			会場TKPガーデンシティ御茶ノ水
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			後援等【主催】
 日本FP協会東京支部/東京都金融広報委員会/財務省関東財務局東京財務事務所/
 東京都消費生活総合センター
 
 【後援】
 千代田区/金融広報中央委員会
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				総評「ライフプランにおける金融知力向上等の啓蒙活動をおこなう諸団体が一堂に会し、互いに今までとは異なった生活者層に、高い信用性をもって認知してもらう」。 
 こうした目的で、東京都金融広報委員会と財務省関東財務局東京財務事務所に呼びかけ、昨年度はじめてこの共催イベントを開催いたしました。
 
 今年度は東京都消費生活総合センターが加わり、4団体主催イベントとなりました。
 
 主催団体が複数あるということは、それだけ運営も複雑・煩雑になるということです。
 広報文面1つ、演目の1つをとっても、4者相互でのすり合わせが必須となります。
 各団体の運営実務担当が1つ1つ上に説明し、働きかけ、団体内部で調整するのと並行し外部に対して調整をおこなう工程の繰り返しでした。
 こと、前例のないプロセスでは、内部稟議でさえ、そのひな型を運営実務担当間で確認しあう必要もありました。このような苦労を伴ってまでも運営に奔走できたのは、
 ”東京”を冠する諸団体が、訴求する切り口は異なれど、また強みは異なれど、「生活者の方へ有益な発信をしたい」という想いがあったからなのではないでしょうか。
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				その甲斐もあり、今年度の実来場者数は昨年度よりも100名増えた600名超と、稀にみる大イベントとなりました。その要因として、共催行事という相乗効果が巧く働き、多様な層の方にご来場いただいていたことが、下記アンケート結果からも伺えます。 
 
 【アンケート集計からの抜粋】
 注)①②ともアンケート有効回答に対する割合
 
 ①このイベントを最初に何でお知りになりましたか? ※回答数の多かった上位3つ
 1.新聞(日刊紙)の広報 30%
 2.広報東京都の告知 14%
 3.図書館や公共施設の置きチラシ 10%
 
 ②各団体に関する認知度
 よく知っている 今回初めて知った
 日本FP協会 37% 29%
 東京都金融広報委員会 17% 54%
 財務省関東財務局東京財務事務所 12% 41%
 東京都消費生活総合センター 37% 12%
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				近年、様々な催しではインターネット媒体等からの集客が多くなる傾向が見受けられます。 
 FP協会東京支部の開催するイベントも例外ではありません。
 今イベントにおいても決してその数は少なくはないのですが、①の結果ではこれら媒体をおさえて紙媒体が圧倒した点が特徴です。
 
 また、②は表面的な認知度を表すだけに留まらず、ご来場者個別で観察してみると、比較的重複回答が少ないことがわかりました。つまり、ある団体はよく知っているが別の団体は今回初めて知った、という方が意外ときれいに分散していたことを意味します。
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				普段はこうした催しの広報をみても中々足を運ばれなかった方にもご来場いただいた。 
 新しい試みへの期待の高さが200や300ではなく600名という数に表れた。
 そして、各種講義・セミナー等や展示、配布物を通じ知らなかった団体の存在も知る。
 共催イベントでのこのような相乗効果は、今後の各団体の活動への助力となると思われます。
 
 最後に、今年度は昨年度以上に各団体が受付や会場誘導、道案内などで協力し合いました。
 ご来場者から見れば、みな一様に「STAFF」の名札を下げていた係員に過ぎませんが、その実は4つの異なる団体の職員やボランティアによる編成チームであったわけです。
 こうした協働活動が1つのイベント運営だけに限らず、いろいろな形の協働事業に繋がれば、それも生活者の方にとって有益であると期待せずにはいられません。








