開催報告
関西製造業の復権
-
日時2014年02月09日 14:45~16:45
-
会場西宮市プレラホール
-
課目/単位ライフ/2.0
-
開催報告
講師:近畿経済産業局 産業部 製造産業課長 内海 美保氏
《プロフィール》
1983年 通商産業省大阪通商産業局(現 経済産業省近畿経済産業局)入局
消費者行政、ベンチャー支援、中小企業の販路開拓、サービス産業振興等に携わる。
特に産学連携によるインターンシップの普及(1997年頃)、NPOを活用した経済活性化政策(2000年頃)、関西における文化コンテンツ産業の振興(2007年頃)等、新たなテーマを模索。
2009年4月 地域経済部産業人材政策課長として関西地域における産学官協働での、中堅・中小企業と若者とのミスマッチ解消、博士人材の産業界での活用、
高度海外人材の活用促進等に取り組む。
2012年4月 現職では航空機分野における中小企業参入支援、自動車部素材産業の強化、伝統的工芸品産業の振興のほか、関西の製造業全般を担当し、ものづくりの復権を目指して活動中。 -
-
総評
概要:製造業は日本経済の基幹産業であり、80年代に「ジャパン・アズ・ナンバーワン」と言われ、世界を制するほどの抜群の競争力を有してきた。
しかし、長らく続いた円高やものづくりを取り巻く環境の変化により日本の産業競争力は低下している。
このような状況を打破するためには、関西に数多く存在する技術力に優れた素形材産業を中心に、再びその力を使って我が国の製造業の復権を成し遂げられるか、その課題と方向性について、航空機分野における中小企業参入支援等を例示してわかり易く解説されました。