開催報告
日本経済と兵庫県経済の現状と課題
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日時2011年02月05日 12:30~14:30
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会場三宮研修センター
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課目/単位金融/2.0
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開催報告
講師:松永 哲也氏
《プロフィール》
日本銀行神戸支店長
昭和56年 3月 北海道大学経済学部卒業
同年 4月 日本銀行入行、国際局参事役、松本支店長、システム情報局参事役、
システム情報局審議役を歴任後、現職。
総評:今回の内容は『金融資産運用設計』と『ライフプランニング・リタイアメントプランニング』の2部構成です。
第一部の『金融資産運用設計』では、リーマンショック以降日本経済は不透明感が続いている。この様な状況下で足元の経済の現状を統計データで分析するとともに、日本経済の抱えるもっとも大きな構造的な問題は、潜在成長率の低下であり、その背後にある人口減少、生産性の低迷がその要因となっている。わが国のデフレも、成長期待の低下という日本経済が抱える根源的な問題が集約的に現れた現象ということができる。こうした構造問題に対する考え方とこれまでの日本銀行の取り組みをわかりやすく紹介されました。また、2011年の日本経済や兵庫県の経済展望についても、わかり易く解説されました。 -