開催報告
国が金融リテラシー向上に動き出した今、私たちFPに期待される役割とその実現について
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日時2024年12月07日 13:00~16:30
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会場日経ビル 日経ホール
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課目/単位倫理/3.5
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内容
第一部では、桑田尚氏(金融経済教育推進機構経営戦略部長)に「国民の金融リテラシー向上を実現するうえで期待されるアドバイザーの役割」
第二部では、飯村久美氏(FP事務所アイプランニング代表)に「今、FPに求められていることと実務のコツ〜独立系FPとして20年の経験を通じて〜」についてご講演いただきました。 -
第一部
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第一部 桑田尚氏
金融経済教育推進機構(J−FLEC)の経営戦略部長として設立準備から担当されている桑田尚氏より、国民の金融リテラシーの向上を実現するために、官民一体となって設立したJ−FLECでは、全国的な講師派遣事業を進めていくほか、認定アドバイザー制度の創設や個別相談事業等を展開されているというお話をご説明いただきました。現在では1000人以上の認定アドバイザーが認定済であり、更に数百人の方々が認定審査待ちの状況ということです。私たちFPにとっても重要な認定制度や、FPに期待される役割についてご説明いただき、深い理解を得ることができました。
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第二部
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第二部 飯村久美氏
FP事務所アイプランニング代表であり、独立系FPとして20年の経験を持たれている飯村久美氏より、FPの社会的な役割が高まる中、必要とされるFPになるためにはどのような要素が必要なのか、これまで独立系FPとして活動されてきて感じている変化や、相談・執筆・講師というFPの3大業務のそれぞれにおいての実務のコツをお話していただきました。
また人生100年時代に向けてFPに今、求められていることをわかりやすくご説明いただき貴重な機会となりました。 -
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総評
「国が金融リテラシー向上に動き出した今、FPに期待される役割とその実現について」のテーマについて、講師のお二人から非常にわかりやすい解説をいただきました。私たちFPが果たせる役割とは何か、役割を期待されるFPになるためにはどのように成長、向上していくべきか、その指針となるお話を金融リテラシー向上を目指す機構の方と実際に実務を行っているFPの方からお話をいただき、最新の状況を学ぶことができ、とても満足度の高い研修会となりました。
今回の参加者は331名でした。