開催報告
関東大震災100年 〜自然災害の過去、現在、未来、これからの防災・減災〜
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日時2023年09月09日 13:00~16:30
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会場日経ビル 日経ホール
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課目/単位リスク/3.5
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内容
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第1部 福和 伸夫氏
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第2部 指田 朝久氏
第一部では、福和 伸夫氏(名古屋大学 名誉教授)に「温故知新で関東地震に学び、南海トラフ地震に備える」と題し、第二部では、指田 朝久氏(東京海上ディーアール株式会社 主幹研究員)「経済を支えるための事業継続計画 BCP入門」と題し、ご講演いただきました。
(第一部)
福和氏より、関東地震を含め過去の自然災害の歴史、そして今後起きると予想される南海トラフ地震についてご講演いただきました。過去の自然災害の歴史を学び、地震に備えて自宅や会社など日頃過ごす場所でのリスク対策がいかに大切かを再認識することができました。
(第二部)
指田氏より、事業継続計画 BCPについてご講演をいただきました。企業の事業活動が不測の事態になり、社員・施設・機器などの事業リソースが損傷を受け事業活動が中断した場合の復旧までの代替リソースの準備・災害発生時の対策方法についてご解説いただきました。 -
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総評
今年は、関東大震災から100年という節目の年です。福和氏は、映像を交えながら、自然災害の歴史や、我が国の地震対策の現状を踏まえて災害時の対策についてご講演されました。また指田氏は、災害が起きることを想定した事業継続計画(BCP)等についてご講演をされました。お二人のご講演からFPとしてどのように自然災害に備えていけばよいか考えるきっかけとなる有意義な講演でした。
今回の参加者は279名でした。
★次回の東京支部主催継続教育研修会(日経ホール)は、12月9日(土)に開催します。