開催報告
『昭和・平成・令和 これからのライフ&キャリアとFP』
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日時2019年09月14日 13:00~16:30
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会場日経ビル 日経ホール
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課目/単位ライフ/3.5
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内容
第一部では、斉藤 徹氏(株式会社電通 ソリューション開発センターフォアキャスト研究部主任研究員)に「若者・女性・プレシニア(50代)のライフスタイル」と題し、第二部では、玄田 有史氏(東京大学 社会科学研究所教授)に「我々は何を残し、何を考え、どこに向かって働くのか」と題し、ご講演いただきました。
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(第一部)
少子高齢化が進む日本社会において 様々な生活価値観の転換が進行しているなかで、「ライフステージモデルが不在の時代」であることや「不安の解消をいかに提案できるか」など 豊富なデータをもとに 特に変化の激しい世代について斉藤氏に解説いただきました。
(第二部)
労働経済学に精通している玄田氏より 50代の過去の働き方を振り返りつつ 再就職や面接の際に有効となる過去の仕事の纏め方、Weak Ties(弱い関係)とbricolage(あり合わせの道具や材料で物を作ったり、持ち合わせているものを駆使して現状を切り抜けたりすること)をキーワードに今必要なつながりを見極め、「つなぎかえ」たり「つなぎ直し」たりして新たな関係を作るなど周囲との関係性が大切であることなど 事例を基に解説いただきました。 -
総評
「昭和・平成・令和 これからのライフ&キャリアとFP」と題し仕事と世代別のライフスタイルについてお二人の専門家のお話は、FPとしての顧客へのアドバイスはもとより自身の働き方やキャリア形成など 考えされる研修会でした。
今回の参加者は517名でした。
★次回の東京支部主催継続教育研修会(日経ホール)は、12月15日(日)に開催します。