開催報告
「人生100年時代の資産運用」
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日時2019年05月11日 13:00~16:30
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会場日経ビル 日経ホール
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課目/単位金融/3.5
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内容
第一部では、駒村 康平氏(慶應義塾大学経済学部教授)に「長寿社会の課題と金融ジェロントロジー」と題し、第二部では、加藤 康之氏(首都大学東京特任教授)に「退職後の資産運用」と題し、ご講演いただきました。
(第一部)
金融ジェロントロジーの先駆者である駒村氏に、寿命の伸長と同時に高齢者の保有する金融資産も増加、「金融資産の高齢化」が急速に進むことになり、社会に与える影響や社会が今後取り込むべき課題、長寿社会における金融システムのあり方、認知機能の変化と資産運用(経済行動)、についてご解説を頂きました。
(第二部)
退職後の資産運用法に精通されている加藤氏に、退職後の資産運用の考え方として、退職後のキャッシュフローによる引き出し率とインフレに応じた投資戦略、リバランスの大切さ、ポートフォリオの最適化についてご解説いただきました。 -
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総評
「人生100年時代の資産運用」と題し、長寿社会の資産管理の在り方としてFPとして押えて置きたいポイントを金融ジェロントロジー(金融老年学)、退職後の資産運用、の観点からご専門のお二方に解説頂き、FP業務に大変役に立つ有意義な講演でした。
今回の参加者は599名でした。
★次回の東京支部主催継続教育研修会(日経ホール)は、9月14日(土)に開催します。