開催報告
『変わりゆく相続!〜長寿化社会と多様化する家族から見えてくるもの〜』
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日時2019年03月02日 13:00~16:30
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会場日経ビル 日経ホール
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課目/単位相続/3.5
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内容
第一部では、本郷尚氏(株式会社タクトコンサルティング会長 税理士)に「相続対策よりしあわせ対策」と題し、第二部では、村上一博氏(明治大学法学部教授)に「相続法改正論議から見る家族のカタチ」と題し、ご講演いただきました。
(第一部)
相続に精通している本郷氏に、長寿化社会が進行している中で、相続の現場が変化していること、従来の相続対策より自らの生存対策(しあわせ対策)の方が重要であることなど、長年に渡る相続実務の豊富な経験から事例に基づき、幸せに生きるための考え方や、対策についてご解説を頂きました。
(第二部)
相続法改正の法制審議会民法(相続関係)部会で委員を務められた村上氏より、今回改正された相続法について、「配偶者居住権」の創設など改正に至った経緯や多彩な審議内容を紹介しながら、改正内容とその問題点、今後の課題について、などご解説を頂きました。 -
総評
約40年ぶりに変わる民法(相続法)による相続への影響に関して、相続法の改正内容やその対応などFPとして押さえておきたいポイントを、相続実務と法務の両面から知見の深いお二方に解説頂き、FP業務に大変役に立つ有意義な講演でした。
今回の参加者は、606名でした。
★次回の東京支部主催継続教育研修会(日経ホール)は、5月11日(土)に、『人生100年時代の資産運用』をテーマに開催します。