開催報告
FPとして考える〜どうしたら老後破産を防げるか〜
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日時2017年12月02日 13:00~16:30
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会場日経ビル 日経ホール
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課目/単位ライフ/3.5
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内容
第1部では、藤田孝典氏(聖学院大学人間福祉学科 客員准教授/NPO法人ほっとプラス 代表理事)に「下流老人にならないためのアドバイス」と題し、第2部では、 玉木伸介氏(大妻女子大学短期大学部 教授)に「公的年金保険の原理と国民の目に映る像とのギャップについて」と題し講演いただきました。
(第1部)
社会福祉士として様々な問題を抱える方々の支援を行なっている藤田氏により、日本の高齢者の貧困問題、社会保障問題についてご講演いただきました。「下流老人」の出現、特徴、その問題の本質及び防止策等、実務に根ざした有意義な内容でした。
(第2部)
社会経済全体及び公的年金の原理に精通している玉木氏により、年金の仕組みや意義等についてご講演頂き、年金に関して広く誤解されていることや、FPに期待されていることについて学びました。 -
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総評
超高齢化社会に入った中で、老後破産を防げるようにという視点でFPによる適切なアドバイスが求められますが、いずれも非常に有意義な講演でした。今回の参加者は608名でした。