開催報告
『FPとして考える 今どきの教育とお金』
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日時2016年03月12日 13:00~16:30
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会場日経ビル 日経ホール
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課目/単位ライフ/3.5
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内容
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中室 牧子 氏
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澤田 康幸 氏
第一部では「教育とお金 〜科学的根拠(エビデンス)に基づいて何が必要かを考える」と題し、中室牧子氏(慶應義塾大学 総合政策学部 准教授)に、第二部では「家計が直面する自殺・災害の問題へ、経済学からのアプローチ」と題し、澤田康幸氏(東京大学 大学院経済研究科・経済学部 教授)にご講演いただきました。
(第一部)
ベストセラー『「学力」の経済学』の著者でもある講師に、「その教育に効果はあるのか」「いま、日本はどのような教育に投資すべきなのか」について、経験や主観に基づく意見ではなく、科学的根拠(エビデンス)に基づいた戦略的な教育政策のありかたについて分かりやすく語って頂きました。
(第二部)
東日本大震災から5年が経過しましたが、巨大災害、金融危機、自殺等が家計にどのような悪影響を及ぼすのか。金融危機・失業と自殺の動向、各国における自殺率の動向、高齢化と抑うつ傾向の関係、等の分析に基づいて自助、共助、公助等、リスクに対する対処方法につきご講演頂きました。 -
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総評
2名の経済学の専門家に講演頂き、科学的根拠(エビデンス)に基づく教育投資の重要性や、災害や自殺等に対する対処方法について学ぶことができました。
今回の参加者は408名でした。