開催報告
FPとして知っておきたい、不動産投資による相続税対策を巡るトラブル事例
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日時2018年10月06日 13:00~14:30
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会場柏の葉カンファレンスセンター
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課目/単位不動産/1.5
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内容
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金井氏 講演風景
不動産投資すると相続税が節税になる仕組みを預貯金と不動産の相続税評価額の違いを数値例を示して説明頂いた。特に、タワーマンション節税を巡る動きにおいて、売買価格を相続税評価額で割って求める乖離率の平均3.04が、マンションの評価方法によることが著しく不適当と認められる財産の価額として国税庁長官の指示を受けて評価する目安となる見込みとのこと。そして、事例に基づき相続税評価が著しく不適当とされたポイントを解説頂き、不動産の価額は、合理的な時価の評価方法である不動産鑑定評価に基づいて評価することが相当であるとの結論であった。また、税理士法に基づいて注意すべきこととして、特に税務相談の計算に関する事項について相談に応ずること、税務書類を作成することは、税理士業務であり、FPはやってはいけないこととして、改めて認識できました。
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