開催報告
平成31年税制改正にみる相続税制の方向性と相続対策の現状
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日時2019年04月17日 19:00~20:30
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会場名古屋国際センタービル 5階第一会議室
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課目/単位相続/1.5
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4月夜間継続教育研修会レポート
今年度最初の継続教育研修会は、税理士として豊富な実務経験をお持ちの、栗木博史氏を講師に迎え、「平成31年税制改正にみる相続税制の方向性と相続対策の現状」といったテーマで開催されました。
税制改正としては、これまでの法人向け事業承継税制に加え、個人事業者の事業承継を促進するために、事業用資産の承継にかかる相続税・贈与税を100%納税猶予する「個人版事業承継税制」が創設されたこと、また、民法改正により設けられる、配偶者居住権などの評価方法などについて講義いただきました。
その他、相続税制改正の変遷として、過去10年間に創設された税制、減税になった改正、増税になった改正についてお話しいただきました。
とてもわかりやすく、また、実務経験を交えた興味深い事例などを取り上げてお話しいただき、受講者の皆様も講義に吸い込まれるように真剣なまなざしで受講されていらっしゃいました。
中身の濃いとても有意義な研修会であったと感じました。