スタディ・グループとは、CFP®認定者が中核となり、会員が居住又は勤務する地域において、協会会員又はFPに関心のある有志を集め、継続的かつ定期的にFPに関連する分野について勉強会を開催する、協会が承認したグループです。
※スタディ・グループは主たる活動拠点の都道府県支部に所属します。各種手続きやお問合せは、所属支部が窓口となります。
※以下<SG書式>とは支部に配付している支部マニュアルに添付のフォームのことを指します。
SGの設立を希望する場合は、「SG設立申請書」
<SG書式1>、「SG名簿」
<SG書式3>、「SG規約」
<SG書式4>を所属支部にご提出ください。支部長の承認後、本部で申請内容を確認し、承認されるとSGとして設立となります。設立申請を行う場合は下記基準を満たしているかご確認ください。
◆メンバー
- 原則として2名以上のCFP®認定者を含み、最低10名以上の協会会員が所属していること。
- メンバーの大半が同一企業・団体に所属していないこと。
◆名称
SGは「FPの有志による地域に根ざした勉強会」であり、SG活動であることがわかりやすい名称にしてください。具体的には、
- グループ名称には「SG」又は「スタディ・グループ」が含まれていること。
- 活動地域を表わす地域名が含まれていること。都道府県未満の地域を表す表記が望ましい。(東京支部所属を除く)
- 特定企業・団体名が含まれないこと。
◆代表者
- 代表者は協会会員でなければなりません。
- 他のスタディ・グループ(SG)の代表者が兼任をすることは原則できません。
- 支部長がSGの代表者を兼任することはできません。
◆連絡担当者
- 連絡担当者は協会会員でなければなりません。
- 連絡担当者の連絡先は協会HP等で公表します(公表は任意です)。
- 特定の企業は連絡先として登録できません。
- 連絡担当者や連絡先の変更が発生した場合は、速やかにSGホームページより変更申請を行ってください。
- 連絡担当者と連絡がつかない状態が続きますと「登録解除」の対象となりますのでご注意ください。
スタディ・グループ(SG)設立・活動基準では「SGは継続的かつ定期的にFPに関連する分野について勉強会を開催する」とされており、勉強会、講演など内容が「FP学習ガイド」に沿った内容であれば、継続教育単位として申請することができます。
また、対外活動は禁止されています。教育活動もできません。
◆勉強会
- 勉強会は、協会会員(メンバー含む)5名以上で行ってください。
- 勉強会は、年間(4月1日~翌年3月31日)4回以上実施してください。
- 所属メンバーのみで開催する場合に限りWeb会議システムを活用した勉強会も可といたします。
※協会会員(メンバー含む)5名未満での勉強会は、1回としてカウントされません。
※同一月に複数回開催している場合は、「継続的かつ定期的」とみなされない場合があります。
※同日の複数回開催は1回としてカウントされます。
※原則は集合形式の開催ですのでオンラインの活用を推奨するものではありません。
【重 要】
原則として3回以下の場合、「登録解除」となります。 ただし、年度末において年間活動回数が、2回又は3回の場合は「理由書」をご提出いただき、改善が見込める場合は、条件付きで活動継続が認められる場合があります。
- 勉強会終了後、1週間以内にSGホームページから活動報告及びレジュメ等の資料添付(若しくは郵送)を行ってください。レジュメは支部で保管します。
- 勉強会・講演会等のSG活動の準備は勉強会の時間に含まれません。
- SG活動の内容が「FP学習ガイド」の7課目に沿った内容であれば、参加者は継続教育単位の申請ができます。本部では資格更新時に資格会員より申請された内容を継続教育規程に照らして判定します。内容が「FP学習ガイド」に沿った内容でない場合は、単位認定されませんのでご注意ください。
詳細は、「SGにおける継続教育単位に係るガイドライン」<SG別紙3>をご覧ください。
【重 要】
参加者に資格更新時の継続教育単位申請の際に必要な事項を必ず通知してください。(1)内容(テーマ) (2)実施日 (3)課目 (4)時間数(申請単位数) (5)レジュメの保管
◆年間活動報告について
スタディ・グループは毎年度末にSG名簿を所属支部経由で提出することが義務付けられています。
- SG活動報告・SG名簿が未提出の場合は「登録解除」となります。必ず期限までに提出してください。
- 活動回数が4回/年(4月1日~翌年3月31日)以上実施されていない場合は「登録解除」となります。
- SG名簿は3月末時点の所属メンバーをSGホームページよりご報告ください。氏名の他、会員種別・勤務先をご記入ください。メンバー構成基準を満たしていない場合は「登録解除」となります。
- 活動報告の申請やSG名簿の提出の際、「SG運営ガイド」「SGにおける継続教育単位に係るガイドライン」等、SGの趣旨について、メンバーへ理解を促してください。
◆対外活動
活動基準ではスタディ・グループ(SG)は以下のような対外活動は有償無償を問わず、できないこととなっています。
- SG主催でセミナー、相談会を行うこと。
- SGがイベントを行うこと。
- SG名での執筆・出版等を行うこと。
- SGが営業活動を行うこと。
- SG主催やSG名で新聞・チラシ等に広報を行うこと。
- 支部のFPフォーラムなどで「企画○○SG」や「運営○○SG」等の表記やアナウンスを行うこと。
(SGは支部活動の中で重要な位置付けにあり、SG主体<主催ではなく>でFPフォーラムなどを運営することは問題ありませんが、あくまでも支部活動として行ってください。対外的にSGを謳うことは不可です)
- メンバー以外の不特定多数を対象とした情報を発信すること(ホームページやメルマガ等)。
※ホームページ、SNS、メールマガジン等のWeb媒体は次のルールを順守することでご利用いただけます。
- メンバー内に限定した連絡機能(新規メンバーの募集は行わない等)として利用する場合
- 生活者に向けた情報発信と誤認されないような内容となっている場合
(トップページに「このページはメンバー連絡専用です」等の表示がある場合)
- 掲載内容等について、所属支部の助言等を受け入れることができること
◆会費等の取り扱いについて
各SGで定めた方法によって徴収された会費、参加費等の金銭の取り扱い、管理には十分注意してください。
◆SG活動概要報告・SG名簿が未提出の場合
◆活動回数が年間4回以上実施されていない場合(4月1日~翌年3月31日までの1年間)
※2回又は3回の場合、「理由書」を提出いただき、改善が見込める場合は条件付で活動継続が認められる場合があります。
◆SG活動概要報告時にメンバー構成が基準を満たしていない場合
◆連絡担当者と連絡がつかない状態が続く場合
※上記以外であっても、SGとしてふさわしくない活動に対し、支部の注意・勧告にもかかわらず改善が見られない場合、登録解除の対象となることがあります。