テーマ

「2000万円問題を “数字で読み解く”FP講義 ～不安を安心に変えるための支出分析と年金繰下げの判断軸～」

日程

2025年11月25日(火)

時間

19時00分～20時30分
(所要時間：1時間30分)

活動場所

目黒区緑が丘文化会館　第１研修室　

講師

依田　朗裕（よだ　あきひろ）（外部講師）
自由が丘産能短期大学　准教授
税理士・社会保険労務士
ビジネス数学インストラクター
統計検定準１級合格

20年間以上の経理実務経験や取得した資格を通じた学習経験を活かし、
簿記会計や統計学を中心に大学・短大で講義をしております。

【参考：主な登壇実績】
＜教育機関＞
産業能率大学・自由が丘産能短期大学　簿記・会計、統計学、社会保険労務士、情報分析等の講義を担当
板橋区企業活性化センター　経営者、ビジネスパーソンのための簿記入門講座、データ分析基礎講座、決算書ゲーム講座
シグマベイスキャピタル株式会社　ＦＰ向け統計学セミナー
日本大学、東京家政大学、成城大学、大東文化大学、東京経済大学　就職活動向けSPI対策講座

＜企業（統計学関連研修）＞
某通信大手、某食品大手、某中堅小売など

課目

・ライフ・リタイアメントプランニング

単位数

1.5単位

会員以外
の参加

不可

参加費

毎回参加ごとに社会人950円（※会員登録者は900円）：学生300円■20251122に満員御礼になりました。またのご参加をお待ち申し上げます。　SGTHEFP21事務局

備考

■当日プログラム
【1】2000万円問題の正体を“データで読み解く”　～ “2000万円”という数字がどのように作られたかを理解する～
【2】家計相談で“数字に強いFP”になる統計の使い方　
～ 月間の通常消費額をどう算定し、どのようにそのバラつきを定量化するか～
【3】年金繰下げの“落とし穴”　～ FPとして押さえておきたい3つのポイント～

■概要
数年前に騒がれた「老後資金2000万円問題」を題材に、数字の“裏側”を読み解きます。話題となった2000万円という金額は、特定の条件を前提とした平均値の積み上げにすぎず、実際の生活を一律に表すものではありません。

本講義では、この数字がどのように生まれ、なぜ独り歩きしたのかを検証しながら、平均値・中央値・最大値といった統計の基本概念を、実例を交えて学びます。
また、広告表現やメディア報道に潜む「最大値のトリック」や「不安をあおる構造」にも目を向け、FPとして数字を“読む力”と“伝える力”を磨きます。

お金という「数字」を扱うFPにとって、数字の意味を正しく理解し、クライアントに安心して伝えることは最も重要な使命です。
数字の本質を知ることで、データを単なる材料ではなく、“信頼を築くツール”に変える――そんな学びを目指します。