SGくらしの経済研究会
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テーマ
Zoomで始めるWebセミナー(Webinar)入門 ~FPと著作権~
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日程
2020年9月18日(金)
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時間
19時30分~20時30分
(所要時間:1時間00分) -
活動場所
事務局自宅(オンライン開催)
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講師
中西 義知氏 AFP(内部講師)
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課目
・FP実務と倫理
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単位数
1単位
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参加人数
合計11名
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コメント
勉強会の具体的内容
はじめに、
ウィズコロナでリアルでのセミナーが困難になる中で安定した仕事を確保していくためには、オンラインを前提としたセミナーの開催も考える必要があります。
しかし、オンラインでライフプランセミナーや個別相談を仕事とするためには、従来の対面とは違う事前の準備や注意が必要となります。
本勉強会では、オンラインセミナーならではの注意点を確認しながら、実際のセミナーの進め方を見て行きます。
そして、実際のセミナーを想定した「著作権」の演習を行うことで、受講者とのコミュニケーションの取り方を体感頂くことを目的としています。
1. Webセミナーを導入するメリットについて
・場所や時間の制約が少なく、受講者の参加が容易である。
・会場を使用しないので会場費が掛からない。
・ビデオ機能を使用することで、再利用することができる。
2. ビデオ会議の開催方法
・セミナーの開始方法
・参加者への連絡方法と承認方法
3. セミナーの開催までに押さえておくべきポイント
・オンラインセミナーでは、回線の不具合や操作の失敗により受講に支障をきたし、
セミナー自体が成立しなくなる場合もあるので十分な準備が必要
・ITが得意でない受講者に対する配慮が必要(わかりやすいガイダンスなど)
・講師は講義に集中するために、Webのホストを別にすることが望ましい
・当日環境でのリハーサルを1週間以上前に実施する。
・受講者への接続、音声、カメラ等の事前確認依頼 など
4.顧客とのコミュニケーションの取り方
オンラインセミナーでは、対面のように表情やリアクションを確認することが難しいので、以下のような注意が必要です。
・受講者に対し、一方的な講義とならないように、意識的にところどころで挙手や、いいねなどのリアクションを促す。
・途中での質問を設定しておいて、名前を指名して回答をもらう。
・可能であれば、カメラをONにしてもらい表情が確認できるようにする。
・リアルタイムで音声での質問を受けることはできないので、チャットを活用して、質問を書き込んでもらい、ホストが受けて講師に連携して適宜回答する。
・質問にはチャットで返したり、講義のあとで多かった質問に対して回答する。
5.顧客の信頼を得るために
・受講者の満足度を高めるために、意識的に受講者が発言する機会を提供する。
・ITが得意でない方に対して、わかりやすい接続方法や実際のセミナーでの聴講の方法および質問や質問の仕方などのガイダンスを提供する。
・疑問が残らないように、チャットなどでの質問の回答をフォローする。
6.演習「FPと著作権」
・セミナー資料への著作権マークについて
・新聞記事コピーを配布する場合の留意点
・適法な「引用」について
以上