テーマ

FPのための知的財産法におけるタブーについて

日程

2012年7月18日(水)

時間

19時00分～20時00分
(所要時間：1時間00分)

活動場所

日本橋公会堂　集会室

講師

弁理士　岡　潔（外部／非会員）

課目

・ＦＰ実務と倫理

単位数

1単位

参加人数

合計21名

コメント

≪FPのための知的財産法におけるタブーについて≫
【１】知的財産法とは
　①特許法（実用新案法)
　②意匠法
　③商標法
　④著作権法
　⑤不当競争防止法
【２】グループ分け（１）
　①創作法
　②標識法
【３】グループ分け（２）
　①キャラクターの保護
　②コンピュータープログラムの保護
【４】市場における役割
　①特許
　②意匠
　③商標
　・需要者に対する利害（公益性）
　・当業者に対する利害（私益性）
【５】知的財産法の特殊性
　①行政法・財産法的側面
　　経済法的側面
　　訴訟法的側面
　②保護客体：情報という無体物
　③権利の効力：独占排他権
【６】問題点
　①特許権：所有権
　②物権的権利
【７】商標法の意義
　①実質的な保護対象
　②自他識別機能
　③権利の独占排他性
【８】特許法の意義（１）
　①発明とは99％がフリーライド
　②非公知性が基本的な消極要件
　③権利の有限性に対する要請
【９】特許法の意義（２）
　①利用と保護との調整
　②利用とは
　③保護とは
　④開示代償としての保護
　⑤投資回収機会の保障
　⑥投資をしない個人発明家の場合
【10】意匠法の意義
　①物品の美的外観
　②デザインという創作物
　③類似概念の位置づけ
【11】まとめとFPの注意ポイント
　①知的財産に対する独占排他権による保護は必然なのか
　②情報の価値に対する客観的評価手法の確立は可能なのか
　③市場独占と技術独占との一線はどこにあるのか
　④FPの注意ポイント