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SGネクスト

活動報告
  • テーマ

    中高年世代のファッションとライフプラン~おしゃれと資産のバランスを考える~

  • 日程

    2025年9月13日(土)

  • 時間

    15時30分~17時30分
    (所要時間:2時間00分)

  • 活動場所

    四谷地域センター 11F 集会室4

  • 講師

    古閑 美有紀(こがみゆき)氏
     SGネクストメンバー
     1級FP技能士
     カラーコーディネーター

  • 課目

    ・ライフ・リタイアメントプランニング

  • 単位数

    2単位

  • 参加人数

    合計14名

  • コメント

     中高年世代のファッションとライフプランについて解説及び提案。
     中高年世代にとって、身の回りの整え方は見た目の印象だけでなく、自信や心の健康や社会的なつながりにも影響する。一方で、年齢とともに価値観や暮らし方が変化する中で、衣類関連支出の見直しや、お金のかけ方のバランスを考えることも大切。つまり、お金とファッションを整える転換期と考え、ライフプランの見直し(人生の再設計、賢く配分)により安心を、ファッションの見直し(自己実現の再構築、自分らしく)により輝きを手に。
     中高年世代のファッションの悩みは、似合うものがわからないという根本的な迷い。おしゃれは見栄ではなく身だしなみ、誰かのためではなく自分を大切にする小さな習慣である。ファッション費用の適正額は、一般的な目安として可処分所得の2~3%。ファッションが人生に与える影響には心理的効果と社会的評価がある。節約することで自己投資の機会損失につながり、結果的にチャンス・イメージアップ・快適さと満足感などを失ってしまう恐れがある。お金がかかるは思い込みで、引き算がおしゃれの近道、似合う色・形・素材を知る、何となく買うを減らすを心掛けて、選び方を重視する。ワードローブの見直しも大切で、全部出して必要・不要を判断し、今の自分にフィットする服だけで構成、そうすることで時短・節約につながる。整える、似合う、自分らしさを意識すれば、無理なくおしゃれとお金のバランスが取れる。
     後半は、パーソナルカラー・骨格タイプ・顔タイプの分類を用いて、似合う服の条件である色・素材・形(サイズ感)・テイスト(イメージ)について実践的に解説。第一印象の62~90%は色によるという調査があり、外的効果だけでなく、自己肯定感への影響(内的効果)も大きく、似合う色は見た目の印象だけでなく気持ちも整えてくれる。パーソナルカラーを知り取り入れることで自然な若々しさと気品を引き出してくれる。中高年世代のコーディネート注意点として、男性はサイズ感・素材・色のメリハリ・きちんと感、女性は(パーソナルカラー・骨格・顔タイプから)自分にあった色・素材・デザインを知ること。年齢を重ねても素敵に見える人の共通点は、清潔感のある服装、色使いが上手、体形に合ったシルエットを選ぶ、小物使いが上手。整える、似合う、自分らしさを知り、手間をかけることが大切。
     まとめとして、おしゃれもライフプランの一部で見た目の投資、予算×似合う×計画性で無駄なく満足が得られる、今の自分に似合う軸を知れば少ない服でも心地よく暮らせる。