SG遺言・相続・成年後見研究会
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テーマ
相続・遺言・事業承継設計(不動産の相続対策について)
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日程
2010年7月21日(水)
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時間
18時30分~20時30分
(所要時間:2時間00分) -
活動場所
文京シビックセンター
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講師
置鮎謙治(SGメンバー 不動産鑑定士)
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課目
・相続・事業承継設計
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単位数
2単位
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参加人数
合計30名
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コメント
テーマ:「不動産の相続対策について」
1.不動産の相続対策とは?
→争族対策としての財産移転対策、相続税対策としての財産評価対策と財源調達対策がある。
2.財産移転対策
→共有による相続は避ける。兄弟仲良くてもその子の世代になると「顔も見たことのない関係」になるので注意。
3.財産評価対策
→評価の対象となる相続財産の評価額を下げて税負担の軽減を図る。たとえば自用地評価額1億円の土地に建設費2億円の賃貸マンションを建てると約46%の評価減となる。
4.財源調達対策
→不動産現物のまま納付する「物納」が有効。たとえば財産が現預金と土地の場合に、生前に現預金を生命保険契約(契約者・受取人=被相続人、被保険者=相続人)に変えておくと、物納申請が狩野となる。
5.不動産の相続を円滑に行うために
→どの対策が必要、有効であるかを見極め、作業を整理しアドバイスを行う。各種士業への依頼、交通整理を行うのはFPの役割。
以上の点について、講師解説、意見交換を行った。