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SG遺言・相続・成年後見研究会

活動報告
  • テーマ

    遺言・相続・成年後見制度

  • 日程

    2010年3月17日(水)

  • 時間

    18時30分~20時30分
    (所要時間:2時間00分)

  • 活動場所

    文京区立シビックセンター

  • 講師

    森山哲也(SGメンバー 司法書士)
    高橋一晃(SGメンバー CFP認定者)

  • 課目

    ・相続・事業承継設計

  • 単位数

    2単位

  • 参加人数

    合計30名

  • コメント

    Q101 尊厳死の希望を任意後見契約に盛り込むことができるか。
    →任意後見契約の目的は主として本人の意思決定能力が衰えた場合の財産管理や身体監護にあるので、尊厳死を契約条項に盛り込むのはなじまない。尊厳死公正証書等、他の方式によって希望を明示しておくことが望ましい。
    Q102 老々介護、高齢の母の任意後見契約はいかにすべきか。
    →母の意識がはっきりしているうちに母娘で任意後見契約(移行型)を結び、あわせて母の全財産を娘に相続させるという内容の公正証書遺言を作成しておくことが望ましい。

    葬儀とお墓の最新事情
    →宗教心の希薄化、家という概念の崩壊などの要因により、家族葬、直葬といったシンプルな葬儀が営まれるケースが都市部を中心に増えてきている。また墓地についても、従前の「一家で一区画」という形態の墓地から、永代供養墓、合葬墓、手元供養といった簡易な形式の墓地が主流となりつつある。葬儀、墓所とも任意後見契約の内容に被後見人の意思として盛り込まれる可能性があるため、FPとしては時代の流れをきちんと読み取り、それぞれの形態について特徴を理解しておくことが必要である。