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SGネクスト

活動報告
  • テーマ

    生成AIとchatGPTを活用したFPビジネスの活用方法

  • 日程

    2024年2月10日(土)

  • 時間

    15時30分~17時30分
    (所要時間:2時間00分)

  • 活動場所

    四谷地域センター 11F 集会室4

  • 講師

    守屋 勇希(もりやゆうき)氏 /AFP
     SGネクストメンバー

  • 課目

    ・FP実務と倫理

  • 単位数

    2単位

  • 参加人数

    合計17名

  • コメント

     chatGPTを用いて生成AIの基礎知識や活用方法、その未来について解説。ワークショップとして実際の操作デモも体験。
     chatGPTは世界に衝撃を与えた生成AIであり、OpenAIよって開発された。従来のチャットボットとは大きく異なり、人間のように自然な文書で対話できる自然言語処理モデルのチャットボットAI。活用法としては主に6つで、①会話とコミュニケーション、②情報提供と解析、③クリエイティブなテキスト作成、④教育と学習支援、⑤技術定期なアシスト、⑥アイディアと提案の生成。利用する上では、ユーザが入力する指示や質問であるプロンプトが重要で、その入力方法では明確さ・具体性・目的の明確化が求められる。利用可能なバージョンとして、無料版(GPT-3のみ)と月額20ドルの有料版(GPT-3,GPT-4)があり、引用データの情報量を含めて性能に差があるため、有料で使うのが大前提となる。有料版のメリットは、最新のデータや各種プラグインが利用可能で、画像も生成することができる。FPビジネスの活用方法として考えられるのは、SNSでの活用、動画配信、情報収集、資料作成、アイディア出し、ライティングなど。制約はあるが、MicrosoftのBingでも同様なことは可能。
     生成AI(ジェネレーティブAI)とは、プロンプトに応答してテキストや画像・メディアなどを生成するAI。従来のAIでは学習済みのデータから適切な回答を探して提示していたが、生成AIは「0から1を生み出す」画期的なAI。
    生成AIの種類は大まかに以下4点。
    ・テキスト生成:基本的な生成AI
    ・画像生成:テキストや画像を提供しそれを元に画像を生成
    ・動画生成:画像・プロンプト・文章などから動画を生成
    ・音声生成:プロンプトとなる数秒の音声を元に同じ音声を生成
    FPビジネスへの活用として考えると、
    ・画像生成:サムネイル、HPの資料、レジュメの画像
    ・動画生成:YouTube動画、HPの紹介動画、ショート動画
    ・資料生成:chatGPT+Pythonで簡易レジュメ作成、Gammaで専門的レジュメ作成
    また、資料の要約やリサーチ時間の短縮で、知りたい情報を効率良く取集可能。
     生成AIのこれからとしては、より高度な技術の進化が期待され、クリエイティブ産業への影響も大きくなり、個人化されたコンテンツ提供が可能になっていく。ビジネスや教育分野での活用が進み、自動化・効率化への貢献が大きく期待される。