テーマ

「人生１００年時代」高齢期就労計画に役立つ情報＜労災・年金・雇用保険＞

日程

2022年7月9日(土)

時間

15時30分～17時45分
(所要時間：2時間15分)

活動場所

四谷地域センター 11F 集会室4 ＋Web(Zoom)

講師

浅川 一也（あさかわかずや）氏 /CFP
　SGネクストメンバー

課目

・ライフ・リタイアメントプランニング

単位数

2単位

参加人数

合計17名

コメント

（２年半振りのリアル会場とZoomリモート参加によるハイブリッド形式で開催）
　人生100年時代における高齢期の就労環境についての情報を紹介。
　人口減少による深刻な労働力不足への対策としては、労働生産性・労働参加率・出生率の向上が考えられる。現在、労働生産性はG7最下位・OECD加盟国中23位と低迷、出生率も1.3倍の低水準。そこで、１億総活躍の一環として、高齢者の積極的な社会参加が必要とされる状況となっており、法改正等により高齢者の就労機会・期間の増加を推進。
　高齢者の就労状況に併せて環境（労災・年金・雇用保険）の整備も進められている。労災については、中小事業者の特別加入として代表者・役員・家族も労災適用できるようになったり、一人親方や特定作業者の特別加入制度も設けられている。年金については、受給開始時期の拡大で75歳まで繰り下げ可能となったり、適用事業所の改正・拡大が行われている。雇用保険については、加入年齢上限撤廃や複数ジョブへの適用、給付形態の改定が行われている。
　これら就労環境整備により、人手不足の解消や安定的な労働力の確保につなげ、高齢者本人の生活基盤安定と併せて、国力の低下を食い止める助けになることを期待。