SGネクスト
-
テーマ
FPとして知っておきたいDX(デジタルトランスフォーメーション)
-
日程
2021年10月9日(土)
-
時間
15時30分~17時45分
(所要時間:2時間15分) -
活動場所
Webセミナー(Zoom)
-
講師
鎌倉 正行(かまくらまさゆき)氏 /AFP
SGネクストメンバー
FPでもあり、IT業界歴45年超えの<現役>システムエンジニアとして
企業内でのDXコンサルテーションに携わりながら、また企業年金基金にて
ボランティアとして、高齢者にIT技術を教える活動もされている。 -
課目
・FP実務と倫理
-
単位数
2単位
-
参加人数
合計20名
-
コメント
(新型コロナウイルス対策のため、ZoomにてWebセミナーを実施)
最近ニュース等で取り上げられているDXについてIT技術者の立場から解説。
DXは、単なるデジタル化ではなく、IT技術により生活や仕事を改革すること。日本では現在でも企業や官公庁がITベンダーに丸投げして、多くの問題や失敗を繰り返し引き起こしている。上層部や管理担当者がシステムを理解しておらず、コンサル会社は意味不明な説明、ITベンダーは下請け・孫請けによる中抜き商売という状況が続いており、コロナ禍でその状況が露呈した。今回デジタル庁が発足することで、不毛な歴史を辿っている国のシステムはどこまで改革されるか。海外の成功事例をみると、顧客視点で考えること、失敗を恐れず試行錯誤を繰り返す前向きな姿勢が大事。
FPにとっても顧客情報の管理や提案ツールとしてDXの重要度は増していく。ライフプランニングをDX視点で考えてみてはどうか。実際に日々の変化分をExcel表に入力し、月次や年次で管理していると、できること・すべきことが見えてくる。FPがお金の説明をする上で、社会の仕組み・システムの仕組みについての理解も重要。FP協会も企業や行政に改革の必要性を指摘できる立場にあるのでは?