SGネクスト
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テーマ
私が体験した前立腺がんの重粒子線治療と医療保障について ~保険適用になり「高額療養費」と「がん保険」は有効か?~
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日程
2019年11月9日(土)
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時間
15時30分~17時30分
(所要時間:2時間00分) -
活動場所
四谷地域センター 11F 集会室3
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講師
諸星純一(もろほし じゅんいち)氏 /CFP
SGネクストメンバー -
課目
・ライフ・リタイアメントプランニング
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単位数
2単位
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参加人数
合計20名
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コメント
最近急増している男性特有の前立腺がんをテーマに、我が国の最先端治療である重粒子線治療について自身の経験を基に解説。
日本人の2人に1人がガンにかかる時代で、死因の第1位を占めている。治療方法は、手術、薬物療法、放射線治療を単独もしくは組み合わせで行う。前立腺がんは男性特有で、高齢者に多くみられ、患者数も増えている。食生活の欧米化による影響が考えられている。腫瘍マーカー/PSA検査により、早期発見が可能になった。
今回行った重粒子線治療は深部を集中的に叩くため、他の放射線治療に比べ効果が大きい。検査によるがん発覚から約1年かけてホルモン治療と重粒子線治療を行い、その後は定期的に検査を行っている状況。ホルモン治療による男性ホルモン抑制で、更年期の症状や男性機能障害等の副作用が発生。重粒子線治療の副作用としては、夜トイレの頻度が高くなるなど。
費用に関しては、保険適用か先端医療適用か、各種加入保険や高額療養制度の利用などによって個別に検討する必要あり。