テーマ

デジタル通貨革命に遅れをとるな！ ＦＰとして押さえておきたい勘所

日程

2019年10月19日(土)

時間

17時40分～19時40分
(所要時間：2時間00分)

活動場所

四谷地域センター 11F 集会室2

講師

水野 和夫（みずの かずお）氏 /CFP
　SGネクストメンバー

課目

・金融資産運用設計

単位数

2単位

参加人数

合計14名

コメント

デジタル通貨とは何か、我々の生活をどう変革するのか、その問題点などを解説。
ビットコインは、決済通貨としての不適正から、仮想通貨から暗号資産に呼称変更。元々仮想通貨は、ブロックチェーン技術を用い、中央管理者無しにスピーディ・ローコスト・安全に送金・決済できるものを目指していた。現在、中央集権的な法定通貨を基にしたクレジットカードや〇〇ペイ等のデジタル通貨が広く使用されているが、フェイスブックのリブラは各国金融当局で問題となり発行が見送られた。
日本ではキャッシュレス化を推進。その理由は、発券やATM維持管理のコスト削減、外国人向け決済・送金インフラ整備、セキュリティのための流通捕捉。QRコード決済の浸透が鍵になる。既存の日本独自規格の交通系電子マネーは凌駕される可能性あり。
デジタル通貨の浸透により利便性が上がるメリットがある一方、個人情報が政府や企業に集まることで消費金融行動を逐一把握されるデメリットもあり、自主防衛が必要となる。