ミレニアムSG
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テーマ
「受刑者に講義をして・講演でFPとして心掛けている事」
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日程
2019年6月1日(土)
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時間
10時00分~12時00分
(所要時間:2時間00分) -
活動場所
中央区立 新場橋区民館
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講師
石森 久雄氏 外部講師
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課目
・FP実務と倫理
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単位数
2単位
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参加人数
合計19名
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コメント
1 講演で講師をする際に心掛けている事
(例)FPとして経済金融の講演・講座を行う場合
①導入部分の重要性
導入部分によって、聞く人に関心を持ってもらう事が大事
②専門以外の講師を受けてはいけない
③投資について
④日本人と株式投資
⑤資産形成と資産運用の違い
2 受刑者に講義をして
①平成27年犯罪白書より受刑者の学歴構成を解説
仮釈放、満期釈放の違いを解説
②刑務所における生活設計に関する講座
エンパワメント(人々に夢・希望を与え、夢や希望を持ってもらう)の基本的なスキル6つの点に注意
・教えるのではなく、話しかける
・自分自身で考えるために、質問する
・答えたことを認める
・誰でも知っている人物を例に話を進める(著名人、有名人、歴史上の人物)
・誰でも知っている事例を用いて講義する(一般的な逸話)
・自分の体験を話す(失敗、苦労、成功体験)
③講義の実践
(例)実際に講義をした内容を織り交ぜながら解説
・導入部
・計画的な生き方
・人生で大切なもの、お金について
・働くということ
・お金を貯める事
・富める者。貧しい者
・幸運、ツキを呼ぶ習慣
・生活していくうえで体が資本
・日本の年金制度
講義全体を通して、専門的な知識や経験がない方を対象に講義をする場合に、導入部分の大切さ、話を聞いてもらうためにわかりやすい言葉で解説する重要性、同じ目線で話す必要性などを解説していただきました。