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活動報告
  • テーマ

    FPこそ知っておきたい  5万件の被災者相談に学ぶ大災害後の生活再建制度の知識

  • 日程

    2019年3月26日(火)

  • 時間

    19時00分~21時00分
    (所要時間:2時間00分)

  • 活動場所

    文京シビックセンター 4F会議室B

  • 講師

    岡本 正 氏 [外部講師/【銀座パートナーズ法律事務所】パートナー弁護士/弁護士・博士(法学)]

  • 課目

    ・FP実務と倫理

  • 単位数

    2単位

  • 参加人数

    合計25名

  • コメント

     大規模自然災害で想定外の事態が起こり、顧客の普通の生活やライフプランが崩れた時に、FPはどう相談対応しお役に立てるのか、慎重で重要な課題であり、実際に3.11発生当時被災地で復興支援の無料法律相談等をされた弁護士の方のお話をお聞きしました。

     災害時における生活再建のための相談内容には、生活のお金はもちろんのこと住まいやローンの支払い困難、行方不明者の相続問題など、まさしくFPの専門的分野に関わるところも多く、罹災証明書や各種支援金制度、そして金融機関が大きく関係する『自然災害債務整理ガイドライン』について、FPの立場からアドバイスできる項目を分かりやすく教えていただきました。

     講師は、5万件にも及ぶ被災者の「声」を記録・データベース化し分析、のちのローン減免制度や相続放棄の期間延長などの制度の実現にも尽力された「災害復興法学」の創設者です。
     FP向けのご講義をありがとうございました。
     3月は東日本大震災が発生した月であり、広く防災知識にもつながる貴重なお話に感謝申し上げます。