丸の内生活設計SG
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テーマ
株式投資における企業情報活用方法
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日程
2018年10月19日(金)
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時間
19時00分~21時00分
(所要時間:2時間00分) -
活動場所
Myplaza会議室5
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講師
渡邉 啓 氏(SGメンバー/AFP)
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課目
・金融資産運用設計
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単位数
2単位
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参加人数
合計8名
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コメント
1.企業は必ず情報を開示している
(1)決算情報の開示
・年4回必ず開示
・法定開示情報(報告書と決算短信)
(2)決算情報以外の開示
・重要事実
・予想の修正
・定時株主総会召集通知の記載内容
・定時株主総会の議決結果
2.上場企業の情報開示について
(1)法定開示制度
・金商法の定めに基づき、EDINETを通じて開示
・一般投資家は24時間閲覧可能
・主な開示内容(決算報告、臨時報告、新株発行・第三者
増資割り当て等、公開買付関係、大量保有報告書、自
己株券買付状況報告書)
(2)適時開示制度
・金融商品取引所の有価証券上場規程に基づき、TDnetを
通じて開示
・重要な情報は365日24時間関係なく開示
・TDnet上での重要情報の開示は、いわゆるインサイダー
取引規制上の「好評」の役割を果たしている。
・TDnetで閲覧可能な情報は、決算短信、業績予想・配当
予想の修正、決定事実、発生事実、本日の一部報道につ いてである。
3.最近のトピック
(1)改正会社法関係
・2018年6月までに開催された定時株主総会で上場会社の
約4社に1社で採用
(2)コーポレートガバナンス・コード
・強制力はない反面、指針を実施しない企業はその理由を
投資家に説明する必要がある(2018.6.1一部改訂)
(3)スチュワードシップ・コード
・法的拘束力はないが、規範を守らないのであれば、理由
を説明するように求める(2017.5.29一部改訂)
(4)フェア・ディスクロージャー・ルールの導入
・重要事実のほか、重要情報を新たに規定(2018.4.1開 始)