ミレニアムSG
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テーマ
「高齢・多死社会における宗教者の役割」—生と死をつなぐ専門家として—
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日程
2018年9月1日(土)
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時間
10時00分~12時00分
(所要時間:2時間00分) -
活動場所
中央区立 人形町区民館
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講師
小川 有閑 氏 外部講師
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課目
・ライフ・リタイアメントプランニング
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単位数
2単位
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参加人数
合計18名
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コメント
1 超高齢・多死社会の到来
・高齢者人口の推移 2042年がピーク
・現役世代が1.3人で1人の高齢者を支える社会が2060年に到来する
・平均余命、
・65歳時の平均余命
・健康寿命
・認知症患者の増大
2 日本のこれから 生老病死の各ステージでの問題
・経験したことのない大量死の時代
・介護は誰がするのか、誰に頼めるか
・認知症、成年後見や遺言、独居老人の認知症
・死に場所の問題、病院か、自宅か、それとも・・・
2030年には看取り難民47万人
・孤立死、独居の高齢者の増加など
・無縁化、看取る人がいない、葬儀、墓の継承、相続など
3 その他の問題
・「迷惑をかけたくない」自己責任重視の風潮
・核家族化、地域コミュニティの希薄化
・死や宗教に無関心な世代、寺院等の付き合いの薄い世代が老境に入る
・経済成長期を過ごし、貯蓄のある世代が老境に入る
4 超高齢・多死社会に宗教者はどう関わるか?
・地域の見守り役として
・寄り添う伴走車として
・老病死の相談窓口として
・グリーフケアの担い手として
・仏教の布教者として
日本の現在、未来に起こりうる問題を解説し、実際に宗教の枠を超えて行われている高齢・多死社会における宗教者の役割を解説していただきました