SG遺言・相続・成年後見研究会
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テーマ
医師が伝える「人生100年時代の親子の終活~子世代が知るべきこと~」
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日程
2018年1月17日(水)
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時間
18時30分~20時30分
(所要時間:2時間00分) -
活動場所
文京シビックセンター(4階ホール)
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講師
布施淳氏/医師・AFP・外部講師、福田芽森氏/医師・外部講師
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課目
・FP実務と倫理
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単位数
2単位
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参加人数
合計45名
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コメント
通常の勉強会は遺言・相続を中心に成年後見や家族信託などを含め、「相続・事業承継設計」の範囲で行っていますが、今回は、その関連分野である「終活」について、『FP実務と倫理』にてスペシャル・セッションを行いました。FPが顧客に対してラストプランニングを行う際には、とくに『FP実務と倫理-FP6・顧客の理解、FP7・FPビジネス(2)ネットワークづくりの重要性』が欠かせませんが、今回の勉強会では、医療現場の規定や医療スタッフの考え方なども知ることができ、FPが顧客と医療スタッフをつなぐ架け橋になり、その後の相続サポートにもつながることがわかりました。また、布施講師はAFP資格を所有しており、必ず訪れる死に対し、患者やその家族に対し、医師としてだけではなく、FPの知識を活用して向き合っている様子が伺えました。延命治療の問題、患者の家族間でも終末期医療に対する考え方が異なっているケースが多く、それが次世代への相続問題にも関わってきます。FPにとっても顧客の次世代への円滑な引継ぎは重要で、顧客のライフプラン・終活をサポートするFPがどのように行動したらよいのか、各人の倫理観に基づいて考えさせる内容でした。内容の割に短い時間でしたが、事前アンケートを踏まえた講師からの回答、スクリーンを利用した講義の後、グループ討議・発表、寸劇、質疑応答などが活発に行われました。