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SG遺言・相続・成年後見研究会

活動報告
  • テーマ

    寄与分・特別受益がある場合の相続事例

  • 日程

    2017年4月19日(水)

  • 時間

    18時30分~20時30分
    (所要時間:2時間00分)

  • 活動場所

    文京シビックセンター(4階ホール)

  • 講師

    田中伸治/SGメンバー・CFP

  • 課目

    ・相続・事業承継設計

  • 単位数

    2単位

  • 参加人数

    合計42名

  • コメント

    「Q&A遺産分割の実務(清文社)」から下記の内容で勉強会を行いました。
    ①遺産の維持・増加への貢献はどう評価するか
    ②特別の寄与をした者の具体的相続分は
    ③生前贈与や遺贈を受けた場合の相続分はどうなるか
    ④特別受益者がいる場合の具体的相続分の算出方法は
    寄与分と特別受益が認められるケースと認められた場合の具体的相続分の計算方法について、一般論は机上で学習できますが、実際に寄与分と特別受益をどのように決めるかは、相続人間での見解が異なるケースが多く、難しい問題です。今回は、このような相続案件の実務経験がある弁護士が参加され、質疑応答の中で、遺産分割協議が整わなかったときの対応について、寄与分は裁判所に持ち込むと認められ難いので話し合いで解決したほうがよい、紛争になった場合は裁判所によって対応が異なるなどの事例を聞くことができました。弁護士資格のないFPが相続争いを解決することはできませんが、実務ではどのように処理されるのか興味深い研究ができ、有意義だったとの声が多く聞かれました。