テーマ

株式市場における最近の企業情報開示のトピック

日程

2015年12月16日(水)

時間

19時00分～21時00分
(所要時間：2時間00分)

活動場所

Myplaza 会議室5

講師

渡邉 啓 氏（ＡＦＰ／メンバー）

課目

・金融資産運用設計

単位数

2単位

参加人数

合計8名

コメント

１．企業は必ず情報を開示している
（１）決算情報の開示
　　・年４回の開示
　　・法定開示情報（報告書）と適時開示情報（決算短信）
（２）決算情報以外の開示
　　・重要事実
　　・予想の修正
　　・定時株主総会召集通知の記載内容
　　・定時株主総会の議決結果
２．上場会社の情報開示について
（１）法定開示制度
　　・金融商品取引法の定めに基づき、EDINETを通じて開示
　　・一般投資家による閲覧は24時間可能
　　・新たな情報登録は、EDINETの営業時間内（平日）
　　・主な開示内容
　　　　決算報告、臨時報告、新株発行・第三者増資割当等、
　　　　公開買付関係、大量保有報告書、自己株券買付状況報
　　　　告
（２）適時開示情報
　　・金融商品取引所（証券取引所）の有価証券上場規程に基
　　　づき、「適時開示情報閲覧サービス」（TDnet）を通じ
　　　て開示。
　　・TDnetでは適時性を重視し、重要な情報であれば365日
　　　24時間関係なく開示することを前提。
　　・TDnetでの重要情報開示は、金融商品取引法で規程する
　　　いわゆるインサイダー取引規制上の「公表」の役割を果
　　　たしている。
　　・TDnetで閲覧可能な主な情報
　　　　決算短信、業績予想・配当予想の修正、決定事実、
　　　　発生事実、「本日の一部報道について」
３．最近のトピック
（１）会社法の改正
（２）スチュワードシップ・コード
（３）2015年はコーポレートガバナンス元年
（４）新規上場会社数は年々増加
４．コーポレートガバナンス・コード（上場会社向け）につい
　　て
（１）適用年月日：2015年6月1日
（２）所管：東京証券取引所
（３）コード策定の背景
（４）コードの定義
（５）主なポイント
　　・プリンシプルベース・アプローチの考え方
　　・comply or explain の考え方
　　・コードの構成
　　・法令を上回る基準の策定
（６）コードを受けての対応