SG-Nextステージ千葉
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テーマ
「持ち家か?賃貸か?ライフプランから考える 住まいのあり方」について考えてみよう
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日程
2012年10月23日(火)
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時間
18時45分~20時45分
(所要時間:2時間00分) -
活動場所
I-Linkルーム ルーム1
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講師
置鮎 謙治 様 様(外部講師/おきあい事務所代表 不動産鑑定士、CFP、住宅ローンアドバイザー
【プロフィール】
大学卒業後、住宅金融公庫に入庫し、在職中は住宅ローン債権の管理・回収業務や、賃貸マンション向け融資などを担当。その後、監査法人、不動産鑑定事務所勤務を経て、2008年10月に「おきあい事務所」を開設し、現在に至る。「おきあい事務所」においては、不動産・住宅ローン・相続を中心としたライフプランニングと併せて、不動産鑑定業務・不動産コンサルティング業務を行っている。
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課目
・ライフ・リタイアメントプランニング
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単位数
2単位
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参加人数
合計20名
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コメント
日々の生活をしていく上で、その生活の基盤である「住まい」をどうするかは大きな問題です。特に日本は、持家信仰が強く、中でも新築住宅へのこだわりが強いといわれています。また、国も、住宅ローン減税や住宅取得資金贈与の非課税制度などで持家取得を応援しています。
しかし、超高齢化時代が到来し、有料老人ホーム、あるいは最近増えてきているサービス付き高齢者向け賃貸住宅など、必ずしも自身の「持家」が終の住処にならなくなってきています。高齢となっても賃貸住宅に住みやすくなってきており、「それなら一生賃貸住まいでもいいのでは?」という考え方もあります。
今回の勉強会では、多くの方が判断を迫られる「持ち家か賃貸か」の問題について、講師がかつて一般の方向けに行ったセミナー資料を叩き台として、さらにこれまでのFPの皆様から頂いたご意見なども紹介しながら、FPとしてどのように提案していくかを考えてみたいと思います。
【終了報告】
科目と申請予定単位数:
科目名 ライフプランニング・リタイアメントプランニング
単位数 2単位
FP学習ガイド 1-9(1)~(2)に該当
【学習内容】
震災から、住宅に関して購入すべきか賃貸がよいのか迷う人や、低金利のため購入する良い時期であると購入意欲のある消費者も増えてきたため、FPにとっても相談者の内容に即した回答が求められるため、メリットやデメリットなどを理解しておくことは必要です。
まずは賃貸住宅が良いか持ち家が良いか、6つのケースに応じて、それぞれのメリット・デメリットを考え、グループごとに発表しあいさまざまなFPの視点から学び、今後先々のシニアライフも含め、その人のライフプランによりどのような住宅が良いのか、賃貸と持ち家によってどのような選択肢があるのかを学びました。
相談者が一番気にする賃貸と持ち家の費用面についての違いは、地域や戸建て・マンションなどによって違うけれど、どちらが優位なのか、その他、将来不動産などを活用するときに役立つ情報などにも触れていただいたので、今回の勉強会では、多くの人が判断を迫られる「持ち家か賃貸か」の問題について、FPとしてどのように提案していくべきかを、今後のアドバイスをするうえで役立つ学習になりました。