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SG県西ふじみ野

活動報告
  • テーマ

    第一部「NISA制度の概要と投資信託を用いたポートフォリオの作成」 
    第二部「再就職と年金」

  • 日程

    2013年12月23日(月)

  • 時間

    10時00分~14時00分
    (所要時間:4時間00分)

  • 活動場所

    養老乃瀧池袋南口店(4階イベントホール)

  • 講師

    第一部 興松 敬史氏(会員)
    第二部 遠山 禎二氏(会員)

  • 課目

    ・ライフ・リタイアメントプランニング

  • 単位数

    3単位

  • 参加人数

    合計35名

  • コメント

    [講師の感想]
    ■自分で講師を務めたことで改めて「年金」を勉強し、難しいながらも自分なりに知識を定着させる絶好の機会をいただきありがとうございます。自分自身の年齢環境と重なるテーマをいただき、たいへん興味を持って楽しく準備することもできました。年金という大きなテーマに少し近づけた気分です。ありがとうございました。
    ■やはりその分野のプロの方もいるので間違ったことは言えないし、とはいえあまりその分野には強くない方もいるので、なるべく専門用語の羅列にならないようにすることも大切なので、けっこう難しかったです。
    予定していたよりも早く説明部分が終わってしまい、また皆さまのご意見でも、もう少しゆっくりでもよかったといった感想を複数いただいたので、今後は気をつけたいと思います。貴重な機会をいただきまして、ありがとうございました。

    [見学参加の方の感想]
    ■本日は、参加の機会をいただきありがとうございました。講習も望年会も、あれだけの人数となると迫力がありました。あまりFP活動に参加していない私ですが、そのためか、存じ上げている方はお一人もいらっしゃいませんでしたが、それもまた新鮮な気持ちになりました。
    今年は「年金」をテーマにされているという事で、特に気にかけていたのですが、本日の二つのテーマは直接自分自身が関わっていることでもあり、いろいろと相談をうけることも多いため、有意義な機会となりました。
    ① 興松様の「NISA制度」
    ゲーム性を取り入れて、グループ討議と発表の機会を取り入れた進め方は大変良かったと思います。私個人は、NISAを研究すればするほど、「貯蓄から投資」へと、「庶民の資産を無理矢理市場へ引き出そう」という「政治の下心」が丸見えの制度だと思え、証券を中心とした金融界の宣伝合戦がために、投資慣れしていない一般庶民には多くの「誤解」をさせたものと捉えています。
    「自己資産の構築が不十分な若い人たち」と「退職金などまとまった資金を貯蓄で保有している高齢者」では、取り組みに違いがあります。二つの事例として、ご参加の方々と意見交換が出来たのは大変良かったです。強いて言えば、もう少しディスカッションと、それぞれのグループの結果がお聞きできる時間があれば良かったと思いました。
    ②遠山様の「再就職と年金」
    私自身が現在体感しているテーマで自分に重ねてお話を伺いました。雇用保険との関係は、大変複雑で、私自身、試験の成績が宜しくない分野であります。
    65歳までの間、どのように働くのか(働かないのか)、年金の繰上げや繰り下げをするのか、によって複雑に絡む失業給付と厚生年金の関係は、大変複雑ですが、私は「働けるなら働いた方が良い」という方向で話をしています。
    仕事を終えるタイミングに、一日の違いで受取額に差がつくことはあるのですが、それは「要注意点」として説明できると良いと思う私です。
    「私の場合(生年月日・収入・年金・等々)は、このようになる」というように、自分の条件について勉強すると解りやすいですが、相談を受けるとなると個人個人に適用の形が異なるのが、年金の難しいところです。
    ■SGの勉強会がどのように運営されているのか、FPの方が知識をどのように活かしているのか、興味がありましたので、参加させていただきました。
    皆様ネットワークを大切にされていて、年代の隔たりなく、初めてでも話をしやすい雰囲気で大変良い印象を受けました。もっといろいろな方と話をしてみたかったですので、また参加させていただきたいと思います。
    第1部(興松さん)
    資料の文字情報が少なく、知りたいポイントや課題になっている部分が整理されていて、基礎資料が大変わかりやすかったと思います。また、ケーススタディでは、皆さんの考えていることが聞けて、大変参考になりました。ポートフォリオ(特に投資信託の配分選択)については、金融商品の具体的な実践経験の少ない私にとっては、ややハードルが高かったです。
    第2部(遠山さん)
    遠山さん自身も知識整理のためのチャレンジとのことでしたが、年金・雇用保険は誰が説明しても難しい分野であると思います。私自身、苦手な分野にも拘わらず事前準備をせずに望んでしまったため、その場でついて行けず、後で「公的年金のしくみ」を読み返してようやく理解できた部分もありました。
    2人のセミナーを体験させていただきましてその年代になってみなければ理解できなかったり、考えたりできないことについて、いろいろな年代の方の立場による話を聞くことができ、大変有意義でした。皆さんを見ていて、私自身、勉強するためにはもう少し目的意識を持たなければ身にならないと反省します。

    [既会員の感想]
    ■第1部
    メリット、デメリットがよく分からないNISAのお話でしたが、かみくだいて、分かりやすくお話をしてくださったので、よく理解できました。もう一度、自分の言葉に置き換えて復習してみようと思います。実践での経験もFPとしてアドバイスがしやすくなるかと思います。ありがとうございました。
    第2部
    セミナーの準備も本当に大変だったことと思います。年金のしくみは本当に分かりにくいといつも感じます。本日は、我が家に置き換えてお話を聞いていました。少し、理解できたかと思います。また、機会を与えていただけたら幸いです。ありがとうございました。■①NISA
    制度としては、不完全な部分もあるとは思いますが、それほど難しくはありません。 ただ、FPの立場で相談などを受けた時の答え方はとても難しいというのは想像がつくところです。
    今回の講義の中で、グループ討議で提案例を話しあう時間が設けられました。チームで出した答えが正解だとは思いませんが、他のFPの考え方を知れたことは大きな収穫だと思います。相談が実際にあった場合は、今回の経験を活かし、「FPの中にはこういう考え方をする人もいます」と、例示することが良い回答の一つになると思いました。
    ②再就職と年金
    SG県西では、今年度は「年金」をメインテーマにしています。いつも思うのは「年金は難しい」ということです。基礎知識はもっているはずなのに、講師の説明になかなかついていけません。何度も復習をして、自分の知識を確かめることを怠ると、相談業務の際に信頼を失うことになります。逆の見方をすれば、年金に精通することがFPとして成功をするためのポイントになるのではないかと改めて思った次第です。
    ■第1部(興松さん)
    NISA制度の概要とその利用方法について、非常によくまとまった資料で事例も織り込み わかりやすい口調で説明されていたと思います。「貯蓄から投資」へというフレーズが世に出て久しいですが、NISA制度を上手に活用して、少しでも家計の防衛のお手伝いをするのがFPの役割かなと思います。
    第2部(遠山さん)
    わかりやすい口調で説明されていましたが、ボリュームの割には説明時間が短かったと思います。むずかしい内容でしたが、説明資料については、ご自身の現在進行中の部分を含めわかりやすくまとまっていたと思います。
    ■NISA制度の概要と投資信託を用いたポートフォリオの作成
    NISA制度のスタートにあたり概要把握知識として大変参考となりました。口座開設から非課税枠の運用さらに注意事項など今後の資産運用には欠かせない基本認識の確認ができました。また、実際のポートフォリオ作成時、NISAの特性を意識した事例研究もあり実践的な勉強会として参考とり、今後のFP活動にも有意義な勉強会でした。
    ■<興松さんの講義>
    NISAは時期を得たテーマで良かったと思います。公認会計士の興松さんが、このテーマでお話しされたというのも投資信託を売っていたという経験があったとはいえ興味深かったです。ここに専門性を出して、顧客を広げていくのも自立して生きていける道ではないかと感じました。資料は簡略で見やすく、説明もかなり分かりやすかったと思います。ケーススタディは、各人の考え方・投資スタンスがもろに表われてくるので
     意見がまとまりづらいですが、意見百出で結構盛り上がりました。一般のお客様にも十分理解していただけると思います。個人的には、NISAの口座開設を取りあえずしましたので、時間を見つけて少しやってみようかと考えております。ありがとうございました。
    <遠山さんの講義>
    お疲れ様でした。資料を見返して改めて思ったのは、雇用保険をしっかり利用しましょうということを説明したかったんだなあということ。前段の高齢者雇用安定法や基本手当受給の流れなどに時間を取りすぎたので、メインテーマの薄く一般的になってしまった気がします。その割に資料が少し細かく、分かりづらかったのではないかと思います。それと、折角ですのでホワイトボードを利用するのがすごく有効だと思います。
    ■第1部
    NISAは2014年の大きなテーマの1つなので、時期的に良いタイミングだったと思います。内容的にも、事例に基づいて、どのようにポートフォリオを組むとよいかをグループごとにディスカッションし、発表するスタイルは良かったです。
    第2部
    正確なデータではないのですが、このところ、50代以降の従業員向けに定年前後のキャリアプラン研修のようなことを行う企業が増えてきているのを感じています。こうした中、今年最後のSGで『再就職と年金』をテーマに定年を迎える方が講師をされ、後に続く世代として、とても勉強になりました。
    ■第1部
    まず、今話題の「NISA」をテーマに選んでいただいたことに御礼を申し上げます。講演後の質疑が多かったことからも、関心の高さがうかがわれました。良かった点は、NISAの利点ではないこと(非課税とならない投資対象、投資信託の分配金、譲渡損など失)について触れられたことです。長所ばかりが注目されている風潮がある中で、FPとして大事なポイントを学ぶことができました。
    今回の講演に限らずですが、以前に比べ質問の時間が少ないように感じられます。時間配分に関してご配慮をいただければと思います。
    第2部
    詳しいレジュメと丁寧なご説明から、ご誠実なお人柄が伝わってきました。高齢者雇用安定法のポイントがよくまとまっていました。また、在職老齢年金について、ケース別に説明されていたのが良かったと思います。有利な退職時期については知りませんでしたので(ご存知の会員の方もいたようですが)勉強になりました。
    ■NISA制度の概要と投資信託を用いたポートフォリオの作成
    スッキリとわかりやすいレジメを使っての説明で、これまでNISA制度で不明に思っていた点が解決しました。グループ討議もあり、より理解を深めることができました。
    再就職と年金
    詳細なレジメで実際に定年に直面した際には参考資料としては大いに役立つと思われます。ただ講義の内容としては盛りだくさん過ぎる感じがしました。
    ■第1部(興松さん)
    NISAの基礎が再確認でき、助かりました。こういう機会がないと、あやふやな理解でおわってしまいますから。ポートフォリオ作成も色々な考え方があるものだと面白く思いました。
    第2部(遠山さん)
    年金についてのSG勉強会をサボっていたため、正直難しく、ついていけませんでした。また、細かい計算は個別ケースで自分で計算しないと身につかないなと実感しました。
    望年会
    色々な分野の方、色々な考えの方と、マンツーマンで話ができるのはやはり勉強になりますね。特に立食というのは、移動がしやすく、多くの方と話せるので、テーブル会食と一味違い、いいものですね。
    ■第1部 興松 敬史氏 「NISA制度の概要と投資信託を用いたポートフォリオの作成」
    NISA制度の説明が丁寧で分かりやすかったです。そして、NISAでは非課税枠の再利用や損益通算ができなかったり、期間が限られていたりと結構使いにくく、非課税枠の限度付近では注意しなければならないことが多いと思いました。昨年までの配当や売却益に対する軽減税率のほうが分かりやすく、使い勝手が良かったという印象です。ケーススタディを行うことによって、資産配分の考え方は近くても、実際の配分は人によって変わってくるものだと感じることができました。
    第2部 遠山 禎二氏 「再就職と年金」
    雇用保険の再就職後の賃金と高年齢雇用継続給付の関係について話をしてから在職老齢年金の話をするというように、段々複雑な仕組みについての話に進んでいく流れでしたので、話について行きやすかったです。
    雇用保険の制度として、賃金の下落率によって年金からどれだけの金額を調整するかが決められているということが、年金の支給より雇用保険の支給を優先するためには当然とはいえ、理解しにくいと思いました。そういう複雑部分を、資料では分かりやすく説明していたと思います。ただ、若干駆け足の説明になっていたので、もう少しセミナーの時間が長いほうが良かったです。
    60歳以降の収入試算によるシミュレーションは、賃金と高年齢雇用継続給付と在職老齢年金の関係を理解するうえで、大変役に立ちました。