SG県西ふじみ野
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テーマ
第1部 考えよう、セカンドライフ
第2部 いよいよ始まった無年金期間の発生と留意点(厚生年金) -
日程
2013年10月14日(月)
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時間
13時00分~17時00分
(所要時間:4時間00分) -
活動場所
ふじみ野市立産業文化センター
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講師
第1部 安藤正則氏(メンバー)
第2部 三浦 操氏(メンバー)
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課目
・ライフ・リタイアメントプランニング
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単位数
3単位
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参加人数
合計43名
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コメント
[講師の感想]
■今回は、講師の機会を与えていただき、またご指導をいただきまして大変ありがとうございました。皆さんからの友情メモは、概ね暖かい感想でほっとしております。とはいえ、当然ながら反省は多く、自分の知識自体をもっと高めて分かりやすく説明できるようにしないといけないと思いました。
安藤さんの講義については、皆さん厳しい意見が多かったですが、あまり余裕のない中で資料を集めるだけでも大変だったと思います。指摘のあった、資料を見やすく作り直すとか、焦点・方向性をはっきりさせるとか、ご自身の体験と団塊の世代の一人として、今実施している生活を披露することで、本番のセミナーは、きっと身近なものになるのではないでしょうか。
■1 いよいよ始まった無年金期間の発生と留意点
若い人たちが、本当に無年金期間が発生するのかと意識出来ました。繰り上げ、繰り送り受給の利害を簡潔に説明できるように理解を深めたいと思います。計算事例は、参考になりました。迷わず、すぐに説明できるようにしたい。「公的年金のしくみ4月版」は、よく纏まっていて読みやすくありがたかった。
2 考えようセカンドライフ
レジュメ検討会に埼玉支部へ行ったときに、新井さんから県西でも発表してもらいますと伺いました。9月末までに資料を出してくださいと連絡を受けてか5日くらいでしたので、資料集めに追われ推敲まで至らず、申し訳ありませんでした。
今回、講師の話をいただいてから資料集めをすると、厚生省、総務省、外郭団体で参考となる資料が結構たくさんあることが分かりました。集めた資料を、切り口を変えて検討しなければ自分の意見ではないと反省しています。考える機会を頂いて感謝しています。
埼玉フォーラムでは、皆さんから頂いたご指摘を反映させたいと思っています。次回、また機会を頂ければ、努力したいと思っています。有難うございます。
[見学参加の方の感想]
■久喜フォーラム実行委員に参加させていただいたことがきっかけで、勉強会へお誘いいただきました。私自身もSGに参加し勉強させていただきたいと思っておりましたので、参加させていただきました。
第1部では埼玉FPフォーラムのプレ講演ということで、皆さん活発に意見交換されていたことが印象的でした。お客様に満足していただける講演となることを第一に考えている皆様の熱意が感じられました。
第2部では年金額の計算をケース毎に詳しくご説明いただき、また、10月から変更される年金額に対応されており、実践的で大変勉強になりました。最後に行ったテストでは少し緊張しましたが、講義の復習にもなり有意義な時間となりました。またの機会に是非参加させていただきたいと思います。どうもありがとうございました。
[既会員の感想]
■ 「考えようセカンドライフ」
セカンドライフは自分自身の差し迫ったテーマでもあり興味深く聞けました。今回は客観的なデータを基にセカンドライフに関わる一般的な動向を観察することができたと思います。平均余命、健康年齢を考慮したライフプランの策定において本日の研修会でチェックすべき事項の再確認ができました。
本日のデータを基にさらに発展的に議論が展開されるとより効果的な研修となったと思います。セカンドライフを考える基礎材料にはなりました。ありがとうございました。
「いよいよ始まった無年金期間の発生と留意点」
厚生年金をテーマとしてたいへんわかり易く、要点を絞りこみコンパクトに纏められ参考となりました。年金の繰り上の事例計算を通して実際の計算の仕組みを理解することができました。無年金期間を乗り切る一施策として全部繰り上げと一部繰り上げの違いと留意点、また繰り下げ時の注意事項もたいへん参考となりました。
冒頭に今後の改正事項の話も興味深くFPとして把握すべき事項と思います。
難しいテーマでしたが、要領よくまとめられ知識を整理することができ、今後のFP活動にも参考となります。ありがとうございました。
■まず第1部についてですが、声の大きさ、話すスピードなどは発表者としてとても上手で、勉強させていただくことがたくさんありました。ご本人もおっしゃっていましたが、資料などを自分で加工すると、もっとよくなるのではないかと思いました。
第2部についてですが、厚生年金の細かい部分をお話ししていただき、とても勉強になりました。年金はなかなか難しい分野で、得意不得意の差が激しいような気がするので、発表のやり方がとても参考になりました。
■「考えようセカンドライフ」について
このテーマは、範囲が広すぎて何処にポイントを置くのかが難しい。30年間にも及ぶ、長い時間には「生きがいが必要」であり、地域社会とのかかわりを持つことの必要性を訴えることが重要であると思う。そして、今回の講師のように自分もその世代が近づいている場合は、「家族」のなかでの自分の立ち位置をどうするかも伝えてもらえると聴衆の共感をえることができる。自分が努力していることや、なかなか上手く行かないことを本番では話していただけると良いと思った。
「無年金問題」について
感想として一番述べたいことは「なんで、年金ってこんなにわかりにくいのだろう!?」ということである。ある程度勉強をしてきたであろう我々FPに、あれだけ丁寧な説明をしてくれたのに良くわかない箇所ばかりだ。年金を簡単に説明できる方法を編み出したら表彰モノだと思う。今回の講義は丁寧な説明であったが、無年金問題に該当する世代とそれ以前の世代の「損得」の差も説明文していただけるとリアルさが増したと思う。60歳から定額部分ももらえた世代と65歳にならなければ何ももらえない世代を比較すると1000万円の違いが生じるという事実からの危機感を伝える方法もあるのではないかと感じた。
■第1部:老後の時間の使い方、お金の稼ぎ方がいつの時代でも同じというわけでは無いということを再認識することができました。フォーラムでの説明がうまくいくといいですね。
第2部:さまざまなシチュエーションの年金の計算を自ら体験することで、やはり厚生年金のしくみの複雑さを実感しました。第2号被保険者の方たちがこのしくみを背負っていかなくてはいけないのは酷な気がします。
■第1部「考えよう、セカンドライフ」
セカンドライフに関わる各種データを収集し講演内容に駆使されており、大変参考になりました。最後に時間が足りないためか結論が少し曖昧に終わってしまったような感じが残念です。
第2部「いよいよ始まった無年金期間の発生と留意点」
タイトルがセンセーショナルで関心を持たせるには効果的でした。また支給の繰上げについてはパターンに応じた説明がされていて苦手な年金支給の繰上げをすっきりと理解することができました。
■安藤さんのセカンドライフですが、フォーラムにはとても良いテーマだとおもいます。資料は十分ありますので、老後の生活資金は実感としていくら位必要なのか、月で、年で、平均寿命で考えてもらい、聴いている方は、自分はいくら準備でできているか。準備できている人はいかにして、維持・管理していくか?準備できてないひとはいかにして健康管理して、資金補充するか?気づきをあたえていくと良いと思われます。(場合によっては、小グループで話し合いもいいかも知れません。)いずれにしても明るくも暗くもなるテーマです。生きる希望と勇気を与えて頂きたいと思います。
次に厚生年金の話ですが、いつもながら話が細部にいくと、ややこしくどの年代のひとにも対応していくには、日々の修練が欠かせないと思いました。大変参考になりました。ありがとうございました。
■第1部 安藤 正則氏 「考えようセカンドライフ」
セカンドライフで起きそうな問題を示すために必要なデータがピックアップされていて、問題提起のストーリーが見えやすかったです。ただ、そこから導き出される事実に対して、どのように対処すればいいのかなど、講師として伝えたいことがあまり伝わらなかったように思います。問題に対する備えをどうするかなど、講師としての考えを、もっと話して欲しかったです。
第2部 三浦 操氏 「いよいよ始まった無年金期間の発生と留意点」
厚生年金の定額部分や報酬比例部分の支給開始時期の違いに加え、厚生年金の制度で理解しにくい加給年金や差額加算についても、例題で実際に計算しながら学習することができ、理解しやすかったです。定額部分と報酬比例部分の支給開始年齢が違う場合に、繰り上げ支給を行った場合の支給額の計算方法も、差額加算の話も含めて丁寧に説明していただいたので理解できました。
■三浦さん(いよいよ始まった無年金期間の発生と留意点)
・繰上げ支給の制度の内容を理解するのがむずかしかったです。また、損益分岐点が77歳くらいであることからFPとしては、相談者に繰上げ支給を勧めるのは、好ましくないと思いました。
・小テストで理解度を確認できて、よかったです。
安藤さん(考えよう、セカンドライフ)
・講師のセカンドライフに対する考え方が、明らかになっているのは、参考になりました。
・介護についても、関わりがでてくる時期なので、触れた方がよいと思いました。