SG県西ふじみ野
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テーマ
第一部 「TPPの概要と予想されること」
第二部 「~FPとして経営者の顧客を理解する~夢工学式経営戦略論」 -
日程
2012年7月14日(土)
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時間
13時00分~17時00分
(所要時間:4時間00分) -
活動場所
養老乃瀧池袋ビル4階イベントホール
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講師
第一部 森 茂 氏(外部講師)
第二部 川勝良昭氏(外部講師) -
課目
・金融資産運用設計
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単位数
3.5単位
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参加人数
合計22名
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コメント
7月14日の感想[受講者感想]
■第一部 TPPについては、テレビや新聞の報道を通じてある程度理解しているつもりでいましたが、今回の講演をこれまで知らなかった側面が多くあることを認識させられ、本当に勉強になりました。講演中に教えていただいたキーワードは早速検索してみましたが、意外な記述があり、興味深く読みました。ただ、講演時間がもう少し長ければよかったかと思います。
第二部 川勝先生の講義を拝聴するのは、昨年の7月に続いて二度目です。是非またお話しを伺いたいと思っておりましたので、実現しうれしく思います。前回の講演では、夢を持つことの大切さを教えていただきましたが、今回はその先の、夢の実現のためにはどうすればよいかをご教授いただき、本当によかったと思います。レジュメのところどころに図表が織り込まれていましたので、わかりやすく感じました。ありがとうございました
■1. 第一部について 「TPP」という非常に身近な問題を取り上げたこと、及びアメリカ経済を絡めての話でしたので新鮮さを覚えました。ただこの問題は、「わかっていそうな感じで、実はあまりわかっていない」のが現実ではないかと思います。そのため日本政府が今日までどのような方針でかつ対応してきたのかを織り交ぜて話をすすめればもっとわかりやすかったのかなと思いました。
2. 第二部について 会社経営というものを、太平洋戦争における日本軍部の戦略を参考に話がありました。「戦略」の重要性を強調されていましたが、その一方で「情報戦略」についての言及があればもっと良かったかと思います。視点はとてもすばらしいと感じました。
■米国、TPP、原発、食糧自給等について、日経、読売、産経新聞、テレビ等のマスコミ情報以外にも、いろいろな考え方があることが分かり、大いに参考になりました。
■第一部・第二部ともに、とても良かったと思います。
第一部のTPPでは、日本に対するアメリカの狙いや脅威を知る事ができ、また第二部では、経営計画と経営戦略は全く違うものだと改めて勉強する事ができました。講義後の講師お2人方との懇親を含め、有意義な一日でした。
■1.TPP(環太平洋パートナーシップ協定)の概容と予想されること
・私たちの身近な生活基盤であります経済・社会・労働・医療など広範囲に影響するこを改めて認識しました。また、情報メディアからの限られた情報の中で誤った認識を持つリスク、知らされていない情報が多々あることが理解できました。
・日常生活の長期に渡り深く影響を及ぼすTPPの動きについては常に意識して見守り、国民としての明確なスタンスを持つべき重要テーマだと思います。
・この勉強会のあと、新聞等でTPPの記事は注意深く読むようになりました。
・米国を中心とした大きなうねりのパワーようなものがすぐ身近に迫ってきている危機感も感じました。
FP活動の中で、世界の動きを意識した活動の大切さがわかる講義内容で、たいへん参考となりありがとうございました。
2.FPとして経営者の顧客を理解する「夢工学式経営戦略論」
・戦争経験のない私たちですが、戦争に使われた「戦略」が今の経営にも直結していることが理解できました。
・今の苦境にある日本の立場を歴史的に考察でき参考となりました。さらに今後の日本が苦境から脱出すべきエネルギーを生み出せるかは「戦略」を身のある「経営」として活用できる若者を育てることができるかという点、たいへん同感できました。
・最近は大学の質低下が懸念されたりしています。
また、日本には何百万という中小・零細企業があります。これらを元気にしていくエネルギーの源としてゼロから出発する「戦略」「経営」を組み立てる人材が必要であること理解しました。
・たいへん元気をもらえる講義で参考となりました。ありがとうございます。
■「TPPの概要と予想されること」では、ことばの解説といった基本的なことから現在どのような問題を抱えているのか、私たちの生活にどのような影響をもたらすのかといった、新聞やTVなどの報道からだけでは想像できない事柄を具体的に伝えていただきました。そのうえでこの講義を通じて学んだことは、人に情報を伝えることの難しさと感じています。情報の発信には責任を伴う。当たり前のことだと思うのですが、責任ある情報の発信の仕方について、何をすべきかを学ぶことができました。
また「夢工学式経営戦略論」では、非常に多くの情報を盛り込みつつ、しかしながらテンポよく要点を簡潔に伝えていただきました。「夢の戦略事業」の挑戦者は日本のベンチャー企業である。新しい価値を創造しようとした時、その可能性を調査することは難しい。「夢の戦略事業」を成功させるためには仮説を立てることの必要性と重要性を伝えていただきました。