SG県西ふじみ野
-
テーマ
FPの倫理原則とコンピテンス(力量)について
-
日程
2010年8月30日(月)
-
時間
18時45分~20時45分
(所要時間:2時間00分) -
活動場所
東京芸術劇場
-
講師
白根壽晴氏(FPインテリジェンス)
-
課目
・FP実務と倫理
-
単位数
2単位
-
参加人数
合計20名
-
コメント
■白根先生のお話は、中身が濃く、とても有意義でした。
・「聴いて自分のものにする」ための具体的な目安を、ご提示いただけたこと
・マクロ、ミクロ、トレンドの視点に立って、ライフプランを立てる必要があること
・専門家として日々情報収集と、分析、お客様のための情報総合化
・お客さんの話を引き出すスキルは必須であり、推論もしなくてはならないこと
私の毎日の仕事にも、欠けている事ばかりで、カツを頂いた思いでした。
■昨日の講義は、数字をうまく使い、とても分かりやすく、濃い内容のものでした。2時間でとてもたくさんのことを話していただいたと感じました。講義の仕方も大変参考になりました。外観が55%という話は知っていましたが、「最初の1分で勝負がつく。この人の話を聞いてみたいと思わせられるか。」というのは勉強になりました。確かに今回、最初に「この人の話を聞いてみたい」と感じました。コンピテンシーということでは、私は知識の方にばかり重点をおいてきたかなと感じ、反省しています。伝える能力、スキルが大切だと感じたことが収穫でした。
■今回のセミナーは大変範囲が広いうえ内容も濃く、自分への気づきも多々ありました。
FPとしての行動規範を改めて確認でき、たいへん有意義なセミナーでした。
FPとして活動する中、客観的に自分のパフォーマンスを分析した場合、足りないものは何かを気づかせてくれるものです。
知識をやたら詰め込んだり、スキルに走ったりしがちですが、能力・スキル・知識のバランス感覚が大事なのだと理解することができました。
自分がFPとして迷った時に、指針となる方向性をいつでも確認し、軌道修正してくれる原理・原則の大切さを始めて意識することができました。
正しい金融立国実現という大きな目標目指し、ミクロ・マクロ・トレンドをしっかりとらえ、自分の言葉で提案活動できるよう頑張っていきたいと考えます。
内容は非常に凝縮された戦略思考の塊ですが、いつも手元において、日頃の自己研鑽の大事なツールとして活用していきたいと思います。
楽しく、有意義なセミナーありがとうございました。
■FP向けのタイトルとなっていましたが、全ての士業、コンサルタントにあてはまる内容だったと思います。クライアントに対する責任感と高いプロ意識には感銘を受けました。
今後、業務を進めていく上で、資料のページ以上に盛りだくさんのヒントが得られたように思いますし、2時間という時間は短く感じられました。
質の高い講義ながら、非常に分かりやすくお話をしていただけたと感謝しております。
■白根先生の研修、とてもレベルが高く、大学の講義のようで、すばらしかったです。
日頃実務に追われて、実務研修は多く出席しますが、このようなグローバルな目線でFPの仕事を見ることがなかったので、とても良かったです。
先生もおっしゃっていたように、このような知識に触れても、いざ他の人に自分のことばでお話するのは大変難しいです。かなりの情報量や分析力、そして自分なりの見解をしっかり持ち、力量を高めていかなければならないと思いました。
■勉強会・懇親会と、とても有意義な時間を過ごさせていただきました。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
■「今回の勉強会はFPの倫理原則とコンピテンス(力量)についてでした。
講義前半には、今後、FPとしての力量を高める上で必要と思われる様々なトピック(話題)が挙げられました。
その中でも特に「マクロ・ミクロ・トレンド」の、3つのキーワードが印象に残っています。
経済状況や人口の変化により、今後、私たちの生活がどのように変化するかを、どのような数字に着目して読み取っていくのか、という方法論についても、とても参考になりました。
協会の副理事長という多忙な職にありながら、懇親会にもご出席くださり、会員一人一人とていねいに言葉を交わされる姿勢にも敬意を表します。
■セミナーは日本の厳しく暗く見える将来の話しから始まりましたが、最後には日本の未来を明るくする経済戦略で締めくくられた、素晴らしいお話しでした。
もちろん題の倫理とコンピテンスの話もしっかりとあり、とても2時間のセミナーとは思えない密度の濃い内容でした。
その中で私の心にずっしりと響いたことがあります。
それは、聞いて知っていることとセミナーで話せることにはとてつもなく大きな違いがある、ということです。
セミナーでは話さないことでも、自分が納得するまでしっかりと調べてなければいけない。
依頼が来てから調べたのでは遅すぎる、日頃からしっかりと調べておく。
情報収集には日経新聞が良く、切り取ったのを色別のクリアファイルにボンボンほり込み、数か月して古くなったのは捨てる。
新聞の切り抜きをしようと、新聞を積んでおいた私でしたが、早速クリアファイルを買い、分類して放り込みました。
良いセミナー講師になるには、もっともっと努力しなければ、と痛感した2時間でした。
■①FPの先輩としてのメッセージが伝わってきました。FP協会を背負う方ということよくわかりました。これからの展望のひとつ、法人顧問になれるようなFPは、どんなイメージでしょう。中小企業診断士や会計士などとの明確な違いが求められるのでしょうね。
②導入において、白根さんのセミナー講師としての立ち位置や考え方を、ホワイトボードに書きながら説明したのは迫力があり、セミナー講師としてかっこいいと思いました。
③“自分の言葉で伝える”。そのつもりで、私もセミナーをしていますが、あらためて心したいと思います。
④説得力を持つために、もっと数字をおさえないといけないなと反省しました。現実の数字を分析することは、とても説得力があることを再認識しました。
⑤新聞の切り抜きの整理にしかた・・・。整理しきれていないので、白根先生おすすめ、カラーファイル差込整理をさっそく実行します。
■白根さんに一度お会いしたいということもあり、参加しましたが、その話し方(ひとことでいえば話法)のレベルの高さに感銘を受けました。「聴いているだけでは駄目」と言うのが良く分かりました。今日の内容を今後に活かして行きたいと思います。
■一番印象に残ったのが、「聞いていただけではダメだ。聞いたことを自分の言葉で喋れるようにならなければならない。」の一言でした。
これを私なりに解釈してみました。
① まず人の話を聴く。
② 喋り手が何を言いたいのかを推測する。
③ ②の事柄を自分で理解し、納得する。
④ 納得した事柄を自分であったら、どのように相手に伝えるか考える。(話をする際の組み立ても含む。)
⑤ 実際に言葉で発してみる。
以上、①~⑤の過程を経て話をするといくことは、相当高度な技術を伴うと思います。
そのためにも、自分自身の知識をふやし、併せて人に対して「喋る」という訓練を日常においてすることが必要であると感じた次第です。