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SG県西ふじみ野

活動報告
  • テーマ

    第1部「家庭で使える会計力(理論編)」
    第2部「家庭で使える会計力(応用編)」)」
    第3部「みんなの家計簿(実践編)」

  • 日程

    2009年10月12日(月)

  • 時間

    13時00分~17時00分
    (所要時間:4時間00分)

  • 活動場所

    ふじみ野市立産業文化センター

  • 講師

    柴田晃司氏(メンバー)パイオニア㈱
    高橋礼香氏(メンバー)独立系FP 高橋事務所

  • 課目

    ・ライフ・リタイアメントプランニング

  • 単位数

    3.5単位

  • 参加人数

    合計33名

  • コメント

    第1部.家庭で使える会計力 理論編
    1.家計簿と複式簿記の違い
    2.簿記の基本原理
    3.家計への応用

    第2部.家庭で使える会計力 応用編
    1.仕分けの実際
    2.元帳への転記
    3.B/S、P/Lの作成

    第3部.みんなの家計簿 実践編
    1.家計簿をつけるメリット、デメリット
    2.家計簿の種類と選び方
    3.お悩み家計簿をつける際のコツ


    [ 会員の声 ]
    ■第1部と第2部では家計を管理する時収入と支出を把握するのではなく、資産・負債を含めた把握が大事であることを学びました。簿記の原理を知り、家計簿への記帳を実際に経験しました。第3部では家計簿をつけるにはその人にあった方法ですることがよいとわかりました。
    ■家計簿はつけるだけでなく、見直しが大切であると共に、これからの生活にかかるお金を家族で話し合うよいきっかけになることを学びました。
    ■参加した目的は仕事でお客様のライフプランニングをサポートする際に生活費について話題にできる。主婦であれば共感する事も多いと思うが、妻任せにしている私自身にとって「家計」をどうとらえていけば良いのか?を学ぼうと参加した。
    ■柴田氏の講義は主に複式簿記を家計に応用するというお話しでした。簿記の基本原理から仕訳まで分かり易く説明されていた。昨今は物を購入した際の代金の支払い方法も、プリペイドカード払い、クレジットカード払い、銀行口座振替、年払いなど複雑化している。複式簿記を家計に応用することで「確かなお金の流れ」を把握することが出来るのが理解できた。
    ■家計簿は一人暮らしをしていた学生時代に記帳した以来で、FPとしてお恥ずかしい限りの日々の金銭管理です。高橋氏の講義は主に家計簿の記帳を無理なく継続できるように別添の参考資料を使いながら説明をされておりました。
    「これなら継続して出来るのでは」と思える程、分かり易いお話しでした。
    ■お二人の講義をお聞きして感じたのは、家計簿を記帳することが、家計簿を記録したことを基にお金の使い方をご家族みんなで話し合っていただくことが出来て、それがライフプランニングのサポートツールになりうるということです。
    ■「家庭で使える会計力」
    理論編では複式簿記を利用しての家計簿の付け方を教えていただきました。複式簿記は以前に少し勉強し資格試験受験を致しました。けれど、最後まで簿記を好きになれず、その仕組みの素晴らしさは「確かにそうなんだろな」とは思いましたが、悲しいことに、それ以上のめりこむことはありませんでした。
    そんな中、今回のテーマが「簿記」と知り、少しの躊躇いと、そして簿記が家計簿に活かせるのか、という期待も交差し、出席致しました。そして受けた勉強会はとてもためになりました。
    ■何といっても、難しいと思っていた簿記を家計版にしぼることで、作業が単純で、専門的言葉もなく、親しみやすく受け入れることができました。どんなことも作業が複雑になると、それだけ取組にくくなってしまいがちです。
    ですから、余計なことは省き、「家計」という点にしぼれば、敬遠しがちな簿記も、もっと身近に使うことができる、と実感致しました。
    ■発想の転換、家計への思いが伝わる勉強会でした。
    ■実践編では、講師の方のお話がとても流暢で、そちらに耳が行ってしまいました。勿論内容も、幅広い経験と知識から興味深く聞かせていただきました。又、FPとしてお客様に提供できるアドバイスや知恵というものは無限に広がるのだ、と思いました。
    ■仕事柄、申告のために複式簿記にて、帳簿をつけていますが、家計管理のための「家計簿」は、つけていませんでした。今回のセミナーを受け、お金の流れ、家計簿をつけることの必要性を、強く感じました。
    また、家計管理に複式簿記を使うという発想もとても、新鮮でした。最終的には、必ず決算が必要であることもよく理解できました。
    ■家庭にあった、経費項目の作成、自分にあった家計簿など、いろいろと教えていただきました。無理のない家計簿による、家計管理を実践してみようと思います。ありがとうございました。
    ■家計簿を作成する目的と作成に要する労力を比較して、作成する家計簿の書式を決めることが肝要です。
    ■簿記を活用した家計簿を作成することによって、生活費の概要を把握するばかりでなく、財産管理も可能になります。
    ■家計簿による財産管理については、記帳時期や金額の評価のタイミング等、解決すべき問題点があります。
    ■二人の講師の方が事前に立派な資料を作成して、懇切丁寧に説明されたので、有意義な時間を過ごせました。
    ■柴田さんからExcelを活用すると複式簿記を用いた家計簿が簡単に作成出来る事を教えて頂きました。これがうまく活用できたら確実に残業を減らせられる!と思いました。
    ■高橋さんからは、実際にお客様に提案する時の情報収集の方法と、具体的なご提案のしかたを教えていただき、大変勉強になりました。
    ■今回は「家計簿」がテーマでしたが、柴田さん・高橋さんの事前準備・当日までの打ち合わせ・練習を重ねたことがありありと分かり、まずもってお二人に感謝したいと申し上げた。※内容も素晴らしかった。
    ■柴田さんについては、最初は緊張していたが緊張がほぐれた最後のほう(柴田という字・・・)や家計簿記帳におけるシステム利用の話はさすがシステム屋さんだと感心し、尊敬の念まで出てきた。
    ■高橋さんは柴田さんのテーマが難しいとの前提のもと、家計簿をつけるメリット・デメリット、紙の家計簿・電子家計簿、記帳が続かないときどうしたらよいかなど女性の観点からやさしく話しておられとても落ち着いて聞けました。
    ■本当は今回のテーマ「家計簿」自体は余り興味があるとは言えませんでした。
    なぜなら、妻も私も家計簿は付けていませんし、妻は日常の家計のやりくりをしていますが、そんな時間は無いようです。
    人生の大きなライフイベント的なことたとえば「教育費がどれくらいかかり、住宅ローンを借り換えるのか、 年金をどうするのか、仕事はいつまでできて収入はどれくらい見込めるか、親の介護をどうするのか等」を私が漫然と把握している程度です。
    でも、懇親会で皆さんの話を聞いてそれなりに自分の刺激になり元気が出てきました。
    ■「家計簿を複式簿記で考えてみる」
    普通の家計簿さえつけてない家庭が多い中、さらに複雑な複式簿記を家庭に導入しようと考える家庭は、もっと限られてくるでしょう。
    しかしながら、自己責任、自助努力が必要な時代になっていく背景をとらえれば、まったく無視はできない、むしろ、法人経営で必要な「事業計画」のように、家庭経営という視点でとらえれば、「家庭事業計画」が大切なものになるでしょう。
    私たちの親の世代には、「ライフプラン」という言葉さえなかった。それが、今日、「ライフプラン」の必要性が叫ばれている。
    そして、「ライフプラン」を支える家庭の資産の「増やす、貯める、守る」戦術のひとつに、
    家庭経営への複式簿記の導入も求められていく時代も訪れる可能性もある。
    結果として、それを専門に請け負う顧問FPなるものが登場してくるかもしれない。
    「今後は、FPにも、高度な専門性・能力が必要になってくる」それを感じる勉強会でした。