SGネクスト:活動報告 |
日時 |
2022年02月12日(土) 15時30分~17時45分(所要時間:02時間15分) |
開催場所 |
Webセミナー(Zoom) |
テーマ |
家計の資産形成を手助けする投資シミュレーションソフトの活用法と、「フィデューシャリー・デューティー」の観点に立ったアドバイスとはなにか。 |
講師 |
岩城 みずほ(いわきみずほ)氏 /CFP
SGネクストメンバー |
課目名と 申請予定単位数 |
課目名
・金融資産運用設計 単位数:2単位 |
参加人数 |
合計19名 |
コメント |
(新型コロナウイルス対策のため、ZoomにてWebセミナーを実施)
資産形成を行う際に参考となる投資試算ツールの紹介とフィデューシャリー・デューティーについて解説。
近年、金融庁が主導して個人の金融資産形成を促成する目的で少額非課税投資制度(NISA)が導入され、若者や現役世代を中心に口座開設が急増しているものの、未投資口座が3割存在する状況。その対策の1つとして、内外の株価指数に連動した長期・分散の定額積立投資の投資成績を過去データに基づいて自由自在に試算できるツールを実例を基に紹介。特長としては、過去30年任意の期間でのシミュレーションが可能なこと。現在FIWAサイトにて無料のプロトタイプを公開済みで、日米3銘柄での分散投資比較が可能。クラウドファンディングによる多機能本格版有料ツールを開発計画中。
金融資産形成を行う上で、合理的な資産運用として、長期・分散・積立投資は必須。とは言え、販売側は儲けるため運用手数料等コストの高い商品を積極的に勧める傾向がある。これは顧客利益に反する行為であり、金融商品の販売者・受託者の責任義務という観点から外れている。基本的には、コアとして手数料の安いインデックス運用を行い、余裕がある場合にアクティブ運用を検討、シャープ・レシオ(投資効率)の高い運用を目指す。FPとしては、お金の管理が自分でできるように必要な知識や正確な情報をわかりやすく丁寧に説明し伝えて支援するアドバイザーとなることがミッションと考える。 |