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(新型コロナウイルス対策のため、ZoomにてWebセミナーを実施)
地球温暖化により毎年のように起こる激甚災害に対する防災行動・リスク対策について解説。
リスクは発生確率と損害の大きさで4分類に分けて対策を行う。
①保有(発生低・損害小)→自己負担
②移転(発生高・損害大)→保険などで損失補填
③軽減(発生低・損害小)→損失拡大の防止・軽減
④回避(発生高・損害大)→事前にリスク回避(保険料が高い!)
近年、風水災害の規模が大きくなり、保険金支払額が大きく増えている。地震による災害の場合、火災保険では賄えないので、リスクマネジメントとして地震保険の加入も要検討。損害保険各社はAIを活用した防災・減災ビジネスを進行中で、東京都はガイドブックで防災の知識と行動ノウハウを提供している。被災後の生活再建も重要で、各種支援制度や手続き方法などを事前に確認しておく。
保険業界の最新動向と今後の展望について説明。
長期化するコロナ禍に対し、非接触化・遠隔化・自動化の方向へ。IT技術やDXにより業務改善の変革や新規ビジネスの創造が進んでいる。特に生命保険への影響は大きく、営業体制の再構築が必要。自動運転については、実装されるレベルも上がり、法的には記録装置及びデータ保存の義務と保安基準が施行された。金融サービス仲介業の創設により、巨大IT企業による全金融分野サービスワンストップ化が可能となったが、制約等が多く参入障壁が高い状況。 |