医療保険の基本

1カ月の医療費負担には上限がある

健康保険に加入している人なら、窓口で負担する医療費は、6歳(就学)〜70歳未満で原則3割、70歳~74歳までは2割負担(平成26年3月までに70歳以上になっている人は1割負担)です。
健康保険には、自己負担分が高額になったときの負担軽減のために「高額療養費制度」が設けられています。これは1カ月の医療費の自己負担が定められた上限を超えた場合に、その超えた分が後から払い戻される制度です。
自己負担額の上限は収入によって決められており、たとえば70歳未満で年収が約370万~770万円の人なら、1カ月の上限額は8万100円+(医療費-26万7,000円)×1%で、だいたい9万円台で収まります。

入院日額5,000円~1万円が目安に

高額療養費制度の自己負担の上限が1カ月約9万円とすると、1日あたり約3,000円。これにその他の自己負担分を考えて、入院日額5,000円~1万円の範囲で考えるのが1つの目安です。傷病手当金など、病気やけがで休業したときの保障がない自営業の人は、入院日額を少し多めに確保しておくと安心です。また貯蓄が多い人なら低めにしてもよいでしょう。
医療保険には保障が一生涯続く終身型と、保障期間が一定期間に限られる定期型があります。平均寿命が伸びている現状を考えると終身型の方が安心感はありますが、保険料は高めになりますので、バランスを考えたうえでどちらを選ぶかを決めましょう。