CFP®試験合格を機に各種試験に挑戦し、4年間で6資格を取得!

合格レベルまで勉強し、試験に挑む

「過去問題集を3回以上解き、合格できると思わなければ受験しませんでした」
水上さんのCFP®試験への取り組み方は明快だ。勉強し、問題を解き、理解が深まっていると判断したら受験。まだ合格できるレベルではないと思ったら、次の機会まで受験は先送りする。だから、全6課目合格までの履歴をたどると、一見、ブランクをはさんだ長い道のりになっている。これも、試験が行われるのに合わせて滑り込みの勉強をするのではなく、勉強の成果が極まったと確信したときに初めて試験にトライしていたからなのだ。
「問題集が解けなかったり、模擬試験が合格点に及ばなかったりで挫折したこともありました。仕事の都合で中断せざるを得ない時期もありましたし。ですから、CFP®資格を取ると決めてから足かけ6年もかかってしまって」
しかし、手堅い受験方法で、1課目ずつ着実に、必ず合格していった。
「実のところ勉強も必死に頑張ったわけじゃないのです。平日は時間がとれないし、土曜は付き合いのゴルフなどが多いので最初から日程に入れない。学習に当てるのは日曜か祝日だけでした」
その貴重な学習日も、1日中勉強漬けというわけではない。気分が乗らなければ1時間で終わってしまうこともあったとか。要は、無理せず、無茶をせず。それは無駄の排除にもつながる。
「途中で転勤が2回あり、それが受験中断の原因になったりしましたが、単身赴任だったこともあり、勉強のやり方を変えることはありませんでした」

転勤、ましてや単身赴任は大きなストレスになりそうだが、水上さんはそういう状況を受け入れ、たんたんと自分のリズムを貫くことのできる人なのだ。
「受験が長期に及ぶとマイナス思考に陥ることもあると思いますが、私はならなかったですね。常にプラス思考で、『私にはできる(Yes, I Can !)』と信じ、諦めずに挑戦し続けました」
いろいろなジャンルの人と接する機会の多い営業畑中心に歩いてきた水上さん。職業柄、幅広い知識が必要と考え、興味を抱いたのがFPだった。
「勉強には“人生を闘うための武器としての勉強(記憶勉強・仕事勉強)”と“人間力を鍛え人と人を結ぶための勉強(趣味勉強・人生勉強)”があります。CFP®試験はまさに、この両者にかかる基本となるものではないでしょうか。また、資格取得は、実践で役立っていかないと全く意味のないものとなってしまいますが、CFP®は実践的です」

CFP®試験の勉強を重ねれば重ねるほど、人間の幅が広がったように感じる一方、「日経新聞も隅々まで理解でき、全体像が見えるようになった」という。
さらに、CFP®資格の取得後、次々に新しい資格に挑戦し続けている。
「仕事の専門分野での知識を深め、実践に役立つべく、年に1~2の試験を受けています」
保険コンプライアンス・オフィサー、DCプランナーなど、その数CFP®試験合格後4年間で6つ。 「その基礎はすべてCFP®試験です」
現在は心理を勉強中という水上さん、マイペースの自分磨きはまだまだ続く。

水上 克朗 さん(大阪府)
【FPジャーナル2011年6月号掲載】

合格スケジュール

1992年 7月 AFP資格認定
1999年 11月 「リスクと保険」合格
2001年 6月 「相続・事業承継設計」合格
2001年 11月 「金融資産運用設計」合格
2004年 6月 「不動産運用設計」合格
2004年 11月 「ライフプランニング・リタイアメントプランニング」合格
2005年 6月 「タックスプランニング」合格
2005年 10月 CFP®資格認定
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