遠方からの受験のハンデを「次はない」の一念にして奮起。見事2回でCFP®認定者に

“親孝行”な子どもたちに感謝

「主婦にして4児のママ、CFP®認定者となり、お菓子の通信教育を受け、お菓子&FPのブログを書き・・・・・・なんともパワフルな方である。
「FPの資格に興味を持ったのは、投資信託について知りたかったからです。マネー関係に興味があって、投資信託を買いたいけれど、説明を受けてもよくわからない、銘柄が選べないというのじゃ話になりませんよね」
思いついたら行動するのが早いようだ。横山さんはすぐに勉強を始め、「ほとんど何もないところからのスタート」にもかかわらず、見事AFP試験にパスする。
「続けてCFP®資格の勉強に取り掛かりました。どうせなら知識がさびつかないうちに受けようと思って」
しかし、横山さんにはひとつ悩みがあった。このころ横山さん一家は長野に住んでおり、独学以外に勉強方法がなかったのだ。入手できる参考書も少なかった。
「ネットでいろいろ調べた結果、過去問攻略が王道だと思いました。そこで、全課目3回分ずつの過去問題集を取り寄せたんです」
それからは毎日、地道に少しずつ問題を解いていく作戦に出た。
「AFP試験から次のCFP®試験までは8ヵ月の余裕がありましたから、6課目一括受験を決めました」
果たして「8カ月もある」のか「8カ月しかない」のかは、意見の分かれるところだろう。しかし、一気に6課目の合格を目指すのが“大事業”であることは間違いない。
「長野から東京の試験会場まで電車とバスを乗り継いで片道4時間かかるんです。朝一番で出かけて戻りは夜中。主婦がそれを何回もできるはずがありません」
だから、どうしても1回で合格したい。地方にいるというハンデをばねに、横山さんはひたすら勉強に精を出した。

「毎日10問ずつ全課目を解き、一巡したら2巡目、3巡目へ。とにかく6課目もあるので膨大な時間がかかってしまい、効率的だったかは疑問ですが・・・」
手応えも感じた。あるときを境に、知識が定着しているのが実感できるようになり、それがモチベーションを高め、励みになったと言う。
途中、第4子妊娠が発覚!つわりで学習がはかどらない時期もあったが、7カ月目の安定期に受験に臨むことができた。
「惜しくも1課目は不合格。でも、出産を挟んで1年後に無事、合格しました」
現在小学校5年生の長女を筆頭に、受験中に生まれた末っ子に至るまで、「親孝行で手がかからない」子どもたちに恵まれたと話す横山さん。子どもたちのたくましさはきっとお母さん譲りなのだろう。

「ウサギとカメで言えば、私の勉強法はカメ。鈍くさいけれど、最後までやり遂げられれば必ず勝てます」
これはかなりのご謙遜。ご主人の転勤で今は東京住まいの横山さんは、コラムの執筆をはじめ主婦向けSG、女性FPの独立支援事業に携わるなど、すでにFPとしてアクティブに活動を始めている。

横山 佳代子 さん(東京都)
【FPジャーナル2009年7月号掲載】

合格スケジュール

2006年 12月 AFP資格認定
2007年 6月 「不動産運用設計」「ライフプランニング・リタイアメントプランニング」
「リスクと保険」「タックスプランニング」「相続・事業承継設計」合格
2008年 6月 「金融資産運用設計」合格
2009年 2月 CFP®資格認定
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