AFP試験に苦労したからこそ「絶対、CFP®資格を取る!」念願かない、憧れの認定者に

先輩のアドバイスで勉強のやり方を変える

「私、AFPの試験に3回目でやっと合格したんです。一生懸命に勉強しているのにどうして合格しないのかなと思いながら、受かるまで頑張るしかなくて」
苦しい挑戦だった。試験に落ちるたび、ますます熱心に勉強に取り組んだ。何がダメなんだろうと思いながら。
「試験がわかっていなかったんですね。勉強もひたすらテキストを読むだけで」
勤めていた会計事務所にFPの資格を持っている先輩がいて、「私もFPの資格が欲しい」と思い始める。なんとなくその気になったわけではない。
「自分を変えたい、ちょうどそう思っている時期でした。自分が中途半端な気がして、きちんとした資格を持って、しっかり仕事をしたいと考えていたんです」
20代半ば、結婚もし、仕事のことや人生のことを真っ直ぐに見つめていた中澤さん。現状に満足するのではなく、自分なりの生き方を探し始めていた。
「FPの内容にも興味が湧いて、すぐに勉強を始めました。でも、まじめにテキストを読み、理解しているつもりなのに、試験はさっぱりできず落ちてしまう。悩みましたね。先輩に相談して、やっと試験勉強のやり方がわかって」
先輩のアドバイスは単純明快だった。
「過去問を100点取るまでやりなさい、というものでした」
テキストを理解するだけはでなく、問題を解く行為を繰り返すこと。満点を取るまで続けること。試験に慣れることでもあり、受験のテクニックでもある。

「試験は場慣れすることも大切なんですね。私、そういうこともわかっていませんでした。アドバイスを念頭に勉強を続け、ようやくAFP試験に合格しました」
苦しかったトンネルを抜けた中澤さんが、ここで勉強をやめることはなかった。
「ほんとうに!苦労したんです。途中でやめられませんよ!絶対にCFP®認定者になろうと決めました」
苦労したからこそ、最高を目指したい。
「すぐにCFP®試験にトライを始め、1回の試験で最低1課目、3年で6課目合格と目標を定めました」
そのさなかに妊娠が判明する。仕事と勉強をなんとか両立していたが、つわりがひどく、大事をとって仕事は辞めた。
「妊娠中はもちろん、出産してからも育児に手が取られ勉強は大変でした。でも、仕事をしていたときにも最低2時間は学習時間を作っていたことを励みに、やり繰りして時間を捻出しました」
マイナスにばかり考えていては負のスパイラルに陥る。母は強し!中澤さんは自信があってもなくても試験を受け、マイペースでCFP®資格に挑戦し続けた。
目標に少し遅れたが、1課目ずつ着実に合格してめでたくCFP®認定者に!別の会計事務所に再就職も果たした。

「自分の存在感が薄いように感じていたのですが、頑張ったことで自信が持てるようになりました。私を支え協力してくれた主人にはとても感謝しています」
今はFPの存在を知ってもらうこと、そして4歳のお嬢さんが小学校に入るまでにFPの資格を自分の仕事として活用できるようになることを目指している。

中澤 あけみ さん(埼玉県)
【FPジャーナル2009年2月号掲載】

合格スケジュール

2002年 12月 AFP資格認定
2003年 6月 「タックスプランニング」合格
2003年 11月 「ライフプランニング・リタイアメントプランニング」合格
2004年 11月 「リスクと保険」合格
2005年 6月 「相続・事業承継設計」合格
2005年 11月 「不動産運用設計」合格
2006年 6月 「金融資産運用設計」合格
2006年 10月 CFP®資格認定
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