CFP®認定者に聞く「魅力と重要性」

※情報は取材当時のものです。
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CFP®認定はFPとして働くパスポート
藤川 太 氏
CFP®認定者(98年合格)。
宅地建物取引主任者。家計の見直し相談センター代表。自動車メーカーを退職後、FPへ。
個別相談、セミナー講師、マスコミでも活躍。著書多数。

私は独立系FP会社の代表を務めていますが、当社ではCFP®認定者であることを相談員の採用条件としています。CFP®試験に合格するには幅広い分野において、深い知識が必要であり、FPとして仕事をする以上はそのレベルの知識が必要だと考えているからです。

幅広い分野の深い知識がなければスピーディな問題認識ができない

顧客の相談は多種多様で、いろいろな要素が絡み合っています。適切に対応するには、ご本人が認識していないことも含め、瞬時に問題を把握する力が必要であり、幅広い分野の、深い知識が身に付いていてこそ、それが適うのだと思います。
CFP®試験に挑むことは顧客のニーズに応えるための基礎をつくることであり、CFP®認定はFPとして本格的に仕事をするうえでのパスポートです。
金融機関などでセミナーなどの仕事をすることもありますが、業界では、CFP®認定者には資格手当があり、AFPよりも金額が多い、という話も聞きます。何よりご自分の知識に自信を持つことができ、会社員としてもプラスでしょう。

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CFP®認定者なら仕事の幅が広がる
竹下さくら 氏
CFP®認定者(96年合格)。
宅地建物取引主任者など複数の資格を保有。共同でなごみFP事務所を運営。
個別相談のほか、執筆や取材対応で活躍。住宅ローン、保険関連など著書も多い。

CFP®の威力を強く感じたのは、米国で暮らしていたとき。職業を聞かれてCFP®だと答えると、相手の態度が変わるのです。CFP®が浸透している事実と、3人の専門家(医者、弁護士、CFP®)と仲良くなるべしという考え方に触れ驚きました。

隣接する業界からの依頼を受けるにはCFP®認定者であることが重要

CFP®は日本FP協会のCFP®認定者検索システムを利用した個人から相談依頼を受けることがあります。このシステムを経た相談者は、コンサルティング料の相場などを把握しており、それらを説明するステップを大幅に省略できることは、私のような独立系FPにとっては大きな魅力です。
また公共性の高い組織などでは、セミナーや執筆の依頼でFPを絞り込む際、CFP®であることを基準にしている感があります。保険会社や不動産関連団体など、社員のFP資格取得率が高い業界からは、仕事を依頼するFPにはCFP®であることが求められます。こうした業界からの依頼は報酬も高く頻度も多いので、独立系FPが仕事の幅を広げる上でとても重要と考えます。

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CFP®認定者であることがFPの自信と看板になる
久谷 真理子 氏
CFP®認定者(03年合格)。
宅地建物取引主任者など複数の資格を保有。相続・不動産コンサルティングを行うFP会社」
フリーダムリンク専務取締役。相談、セミナー、執筆など幅広く活躍。

金融機関を退職し、子育てをしていたとき、AFPに興味を持ち、取得。もっと深く勉強したいとの思いで、すぐにCFP®にチャレンジしました。自分の生活に役立ちそう、というのが動機で仕事と結びつける狙いはありませんでしたが、合格から間もなく、通学していたスクールからお話をいただき、教材作成のお仕事を始めました。CFP®に声をかけたとのことですから、CFP®取得がFPとして仕事を始めるきっかけになったわけです。

FPに求められるコーディネートの能力。専門家と接するうえでも知識が必要

FPはお客様のサポートにあたり、税理士をはじめ各分野の専門家と組んで仕事を進めることも多く、コーディネーターとしての役割も大きいといえます。専門家との間で信頼関係を築いて仕事を進めていくには、CFP®レベルの知識が役立ちます。金融機関にお勤めの方も、幅広い分野について深く学ぶことで、様々な相談に対応しやすくなるはずです。
CFP®資格は、自らの自信、看板になります。

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CFP®認定によって自分の世界が広がった
高木 隆司 氏
CFP®認定者(99年合格)。
社会保険労務士、1級DCプランナー。社労士法人年金相談サービスで個別相談、一般及び
企業や各種団体向けセミナーなどで活躍。年金に関する著書も。

年金に関わる仕事をしたいと思い、社会保険労務士の資格を取得。その後、周辺知識も必要と考えてAFP、翌年にはCFP®を取得しました。
しかし、その資格をどう活かせばいいか分からない……。そんなとき、FPフォーラムで、FP講座で一緒だった仲間と偶然再会。会社を立ち上げ、FPの仕事を始めたと聞きました。この再会が私にとってのFPの扉を開き、世界を広げることになったのです。
同じCFP®という資格を持つ仲間の、エネルギッシュな活動に触れたことが刺激になり、きっかけになったのですから、CFP®の取得は私にとって大きな意味がありました。本を著す、新聞に連載する、人前で話をする今の私は、以前の自分からは想像できないことです。

仕事に必要なのは実力とはいえCFP®資格は外部からみた信頼の証

仕事に必要なのは肩書きではなく実力。AFPでは仕事ができないということはありませんが、実力があってもそれを知ってもらわなければ話が始まりません。CFP®はFPとしての力量をあらわす一つの証。私にとっては扉を開けてくれた鍵です。

※本ページでは読みやすさを優先し、「CFP®認定者」、「AFP認定者」について、「CFP®」、「AFP」と表記している部分があります。

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