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50歳から資格に開眼し、CFP®資格と中小企業診断士のダブルライセンス!

FPジャーナル2008年8月号掲載
佐藤 正秀 さん(神奈川県)富士ライフ株式会社

異分野への異動をきっかけに受験生時代を思い出して発奮
 この2月から、佐藤正秀さんの名刺にはまた1つ肩書が増えた。
 「昨年、残り3課目に合格し、今春晴れてCFP®認定者になりました」
 定年まであと1年余りと迫った団塊世代。第2の社会人人生を見据えての資格取得かと思いきや、「退職後に備えて『手に職』を狙ったわけではないのです。自己啓発や、お客様への相談スキル向上のためでした」
 大学卒業後、電機メーカーに奉職した佐藤さんだが、40代半ばに現職の保険代理店に異動となる。グループ企業やその社員の保険やライフプラン、リスクマネジメントなどの相談が中心業務だ。
 「まったくの畑違いですからね。電卓の操作すら満足とはいかない(笑)のに、保険販売員の資格を取得しなければならないので、20数年ぶりに受験勉強ですよ」
 しかし、その久しぶりの猛勉強が、懐かしい受験生時代を思い出させた。
 「昔の、厳しくも一生懸命だったあのころ!青春時代のひとコマが鮮やかによみがえってきました」大学受験のころ、佐藤さんは非常に勉強熱心な生徒だったわけだ。
 「いえいえ、私が頑張り屋なわけじゃありません。なにしろ団塊の世代ですからね、大学受験はおろか高校受験も就職も狭き門で、周りはすべてライバルと言っても過言じゃない(笑)」
 たくさんの同世代がいることで、常に切磋琢磨することが身についていると言えそうだ。それが習い性になっているから、40代半ばからの様々な新しいハードルも、めげることなく闘志を燃やしてチャレンジすることができたのだろう。
 「新しい分野に取り組むことで、世界が広がり、新しい展望が開ける。おかげで、これまでの知識や経験を活かして資格に挑戦してみようという意欲も湧いてきました」
 52歳にして中小企業診断士の試験に合格し、資格を取得。これに気をよくして、FP資格の取得にも食指が動いた。
 「AFP資格認定後、すぐにCFP®試験に取り組んだのですが、すんなりとはいきませんでしたねぇ。もっとも『いつか合格できればいい』という気長な気持ちでしたから、挫折することもなく(笑)」勉強には、通勤時間と週末の1日を充てた。
 「8時には出社し、社員が現れ始める8時半ころまでの30分間。帰りは電車でなるべく座れるようにしてテキストを広げる。週末は土日のいずれか1日のみ勉強。2日間ずっとやり続けたら疲れるし、かえって失速したりするかもしれないでしょう」
 何事もメリハリが大事、と佐藤さん。勉強には目いっぱい集中し、適度に息抜きをするなど必ずオフタイムを設ける。学習を長く継続するための鉄則だ。
 「欲張り過ぎず、マイペースで続けていたら、課目を1つずつ着実にクリアしていけました。最後に残った3課目は一気に合格。これはうれしい“誤算”かな」
 仕事上でも、幅広い相談にも応じられるようになり、お客様や会社からの信頼度が格段にアップし、ライフプランセミナーの講師を務めたり、FP受験者の指導をしたり、と大忙しの日々だ。
 佐藤さん曰く、「資格試験は『努力した結果が合格に』というように、素直に結果が結びつくところがスポーツで得られる快感に似ている。そこが魅力」。
 じゃあスポーツの腕前も相当なものなのですね、との問いには、「ははは、それがゴルフはいくら練習してもちっともうまくなりません。こちらは悩みの種です」という答えが返ってきた。

合格スケジュール

  2005年 4月 AFP資格認定
  2005年 6月 「ライフプランニング・リタイアメントプランニング」合格
  2005年11月 「リスクと保険」合格
  2006年11月 「相続・事業承継設計」合格
  2007年 6月 「金融資産運用設計」「不動産運用設計」「タックスプランニング」合格
  2008年 2月 CFP®資格認定

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