投資の心得

「投資先の分散」と「時間分散」がカギ

投資には元本割れのリスクがありますが、このリスクもある程度コントロールすることができます。そのために大切なのが、投資先の分散と、時間分散です。投資には「1つのかごに卵を盛るな」という格言があります。これは、1つのかごに全ての卵を入れてしまうと落としたときにすべて割れてしまうため、かごを分ける べきだという意味です。投資もこれと同じで、1つの投資先に集中投資するのではなく、複数の投資先に分散させることで、リスクを抑えることができます。
 また、投資する時期を分散することも大切です。資金を1度に投入してしまうのではなく、何度かに分けて投資をすることで買値を平準化できるため、高値で買ってしまうリスクを抑えることができます。このような策を講じながら中長期的な投資を行うことが、リスクコントロールのポイントです。

4資産への分散投資が投資の基本

基本となる投資対象には「国内債券」、「国内株式」、「外国債券」、「外国株式」の4つがあります。投資先の分散をはかり、安定的な運用成績を目指すためには、この4資産にバランスよく投資することが重要です。これらの資産に投資する投資商品で初心者でも利用しやすいのは「投資信託」や「ETF(上場投資信託)」でしょう。

投資先となる基本の4資産