海外FPニュース 2017年4月

FP NEWS Global Roundup

国際CFP®組織FPSBと、米国のCFP®認定組織CFPボード(Certified Financial Planner Board of Standards, Inc.)からのニュースをご紹介します。

FPSB:クアラルンプールで春季会議を開催

 4月25日(火)から4月27日(木)にかけて、FPSB春季会議がマレーシア・クアラルンプールで開催されました。この国際会議は、毎年、世界各国・地域のCFP®認定組織(FPSBメンバー)の代表者とCFP®資格導入に向けて準備中のFP組織(FPSBアソシエートメンバー)の代表者、FPSB理事が一堂に会して開かれ、世界各国・地域におけるCFP®資格の一層の普及やブランド向上のための施策が議論されています。
 今回の会議では、CFP®認定者数の増加に向けた成長戦略として、資格更新率の維持・向上のための施策について議論が行われたほか、FP実務を取り巻く規制環境についての報告や、フィンテックがFP実務の6ステップにもたらす影響について意見交換が行われました。また、FPSBが、投資教育の基準推進をグローバルでサポートしている機関・IFIE(The International Forum for Investor Education)の正式なメンバーとして加盟し、今後生活者の金融リテラシー向上に向け連携していくことや、金融機関HSBCと協力し、CFP®資格普及の推進に向け、同社のファイナンシャル・アドバイザーを対象に教育プログラムを実施していくことについて報告もなされました。
 会議期間中は全体会議に加え、成長段階別のフォーラムや地域別のフォーラムなど様々な分科会が開催されました。
 次回の2017年秋季カウンシル会議は南アフリカ・ケープタウンで10月に開催される予定です。

CFPボード: 次世代を担うFPの誕生に向けて、新たなキャンペーンを開始

 CFPボードセンターは、若者、中でも特に女性や様々な人種の人々に向けて、ファイナンシャル・プランニングのキャリアをPRするキャンペーン「私は、CFP®プロ」をスタートさせました。
 「FPの担い手については、人口構成をより反映させる必要があり、このキャンペーンは、以前はファイナンシャル・プランニングを職業として考えてもいなかったような学生や、ミレニアル世代の視野に入るようにデザインされています」と、CFPボードのCEO、ケヴィンR・ケラー氏は述べています。
 今日、ファイナンシャル・アドバイス(ブローカーや保険代理人との相談を含む)を受けている人は2010年の28%に比べ、40%以上に上っています。これは、この分野の需要がそれだけ増えているということを示していますが、FPの高齢化により担い手が縮小しているため、この需要に応えられている状況ではありません。
 現在、70才以上のCFP®専門家の数は、30才以下のCFP®専門家の数より多く、リタイアが目前に迫っているFPは20%に上ります。さらに、ダイバーシティの面では、女性のCFP®専門家は全体の23%に留まり、白人以外のCFP®専門家の数は極めて少ない状況です。
 新しいキャンペーンでは、ありがちな誤解をなくし、人々の人生に変化をもたらす能力、ワークライフバランスを可能とする働き方、職業的・経済的な成功のチャンスといった、FPのキャリアの良い点に焦点を当てています。また、現在、CFP®専門家として働いている人々にも、インスタグラム上で自分達のストーリーを公開するように働きかけています。
 このキャンペーンにおいては、性別や人種の異なる3名のCFP®専門家が広報担当として選ばれ、HP上や広報ビデオの中で、なぜ自身がファイナンシャル・プランニングを職業として選んだのか、このキャリアの素晴らしいところは何かについて語っています。
 キャンペーン詳細(英語版)については、こちらからご覧いただけます。

 [出典:2017年4月5日 CFP board Newsより抜粋]

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