海外FPニュース 2017年2月

FP NEWS Global Roundup

国際CFP®組織FPSB (Financial Planning Standards Board)からのニュースをご紹介します。

FPSB: オーストラリアでFPの専門職基準に関する法案が成立

 2017年2月、オーストラリアで「ファイナンシャル・プランナー」、「ファイナンシャル・アドバイザー」と名乗るためには、認可された専門職団体の教育(Education)・試験(Exam)・経験(Experience)・倫理(Ethics)を充たさなければならないという改正法案が成立しました。この専門職基準の確立により、オーストラリアではこの基準を充たしていない人が「ファイナンシャル・プランナー/アドバイザー」と名乗ることは違法となります。FPが、法律上専門職として認められた大きな前進となります。

 ファイナンシャル・プランナー/アドバイザーに課される主な要件は以下のとおりです。

 【教育】 学士以上、またはそれに相当する資格を保有していること
 【試験】 認可された専門職団体(以下、認可団体)が認めた試験に合格していること
 【経験】 認可団体が認める実務経験、またはトレーニングを1年以上積んでいること
 【継続教育】 認可団体が定めた継続教育要件を充たすこと
 【倫理】 認可団体が定めた倫理要件を順守すること

 法案の通過を受け、FPSBのCEOである、ノール・メイ氏は以下のように述べています。
 「これは、オーストラリアのファイナンシャル・プランニング専門職団体にとって、大変大きな成果です。華々しい成果を上げたFPA(Financial Planning Association of Australia:オーストラリアにおけるCFP®資格認定団体)へ大きな賛辞をお送りいたします。そして、これを機に、ファイナンシャル・プランニングをグローバルに認知された専門職とするべく、さらなる前進を遂げていきたいと思います。」
 また、FPAのCEO、ダンテ・デ・ゴリ氏は以下のように述べています。
 「これまで、オーストラリアの消費者は、CFP®専門家が業務基準(実務プロセス)と倫理原則を順守し、厳格な教育とコンピテンシーを身につけているとして信頼していました。しかし、いまやオーストラリアの消費者は、ファイナンシャル・プランナーを名乗る人すべてが、同じようにトレーニングを受け、経験と倫理を身につけていることを認識し、安心を得られるようになったのです。これは、大変喜ばしいことだと思います。」
 法律の施行は、2017年7月1日となり、新しい教育基準を決定するための独立した基準設定機関の設立も予定されています。

 [出典:2017年3月7日 FPSB Newsより抜粋]

FPSB: 世界のCFP®認定者数が170,101人に増加(2016年末時点)

 FPSBは、世界26カ国・地域(2カ国はアソシエート・メンバー)のFPSBネットワークにおける最新のCFP®認定者数を発表しました。それによると、2016年末時点の世界のCFP®認定者数は去年比8,280人増加の170,101人となりました(成長率5.1%)。
 特にオランダが組織の合併により3,532人の大幅な認定者数の伸びを記録したほか、世界第1位の米国では3,076人増加の76,760人となりました。CFP®資格導入から25年を経た日本は389人増加の20,683人となり、世界第2位を引き続き維持しています。
 また、成長率では、ブラジルが26.7%(+615人)となったほか、台湾が27.3%(+211人)、インドネシアが13.2%(+164)と、2年連続で顕著な成長を記録しました。一方、CFP®認定者数がわずかながら減少に転じた国・地域もみられました。
 FPSBのCEOであるノール・メイ氏は、「去年のCFP®認定者の成長率は5.1%と、大きな伸びを記録しています。これは、顧客の利益のために働く、有能で倫理を身につけたファイナンシャル・プランナーが非常に増えているということを示しており、私達FPSBは、ファイナンシャル・プランニングを世界で認知された専門職とするべく、さらなる成長を加速させていくつもりです」とコメントしています。

世界のCFP®認定者数が170,101人に増加(2016年末時点)

 [出典:2017年2月7日 FPSB News Release]

本ニュースは、当協会が正確かつ信用に足りると判断した情報に基づき作成されたものですが、その正確性・完全性等を保証するものではありません。また、本ニュースは、投資等の勧誘を行うために作成したものではなく、情報提供を目的としております。当協会は、本情報から生じるいかなる責務を負うものではありません。

上へ